記者会見。トリシェ、バーナンキ影響力があったのは?
おはようございます。
昨晩はトリシェECB総裁とバーナンキFRB議長の記者会見がありました。
世界二大中銀のトップの記者会見ですが、これまでは市場への影響が大きかったのはバーナンキでした。
ただ、今回のバーナンのキ記者会見の内容は景気に対する前向き発言はあるも、市場への影響は限定的で、トリシェ総裁の方が市場への影響力が大きかったと見ます。
ECB(欧州中銀)は昨日、政策金利を1.00%に据え置きましたが、これは当初の予定通り。
21時45分この時点ではユーロの動きはありませんでしたが、22時30分のトリシェ総裁の記者会見が始まってからはユーロは下落に転じました。
トリシェ総裁の記者会見の内容は、インフレに対する警戒の文言はあるものも強い内容ではなく、金利は適正とし、市場で高まっていた早期利上げを遠のかせる内容のものでした。
ユーロが下落したのは、早期利上げ期待プレミアムが剥げ落ちたことで、逆にドル高ユーロ安の動きの中、この時点から金市場は上昇に転じました。
エジプト情勢で金市場の上昇とするコメントが多いようですが、上昇時間からトリシェ総裁の発言が上昇の切っ掛けと私は判断します。
貴金属は金市場の上昇もあり全般に堅調。
他の商品市場はやや軟調です。
商品市場の個々については下記で。
米国株式市場は堅調。
ISM非製造業景況指数が59.4(事前予想57.1)と好結果であったこと、バーナンキFRB議長の景気には前向き発言が主因です。
NYダウドルは20.29ドル高の12062.26ドル。
為替市場は欧州時間では上記にも書きましたが、ユーロがトリシェECB総裁の記者会見後下落。
豪ドルなど資源国通貨は堅調で、商品市場にはプラスです。
ドル円は81円60銭台、
ユーロ円は111円20台、
豪ドル円は82円80銭台。
<貴金属>NY金2月限は20.9ドル高の1353.0ドル、換算値は60円高です。
昨日の東京金時間外市場は3499円(-10円)まで下落しましたが、3565円(+56円)まで上昇し、3558円(+49円)で引けました。
エジプト情勢の緊迫化やバーナンキの金融緩和継続発言で上昇と書いてる情報が多いようですが・・・・
上記にかきましたが、金市場の上昇は22時半以降。
トリシェ総裁の発言でユーロ安ドル高となったため、金市場の上昇の切っ掛けをエジプト情勢と判断されがちですが、今回は違います。
ユーロは利上げ期待でここまで上昇していましたので、ユーロ高でも利上げを嫌って金市場は下落していました。
今回はユーロ安でも、利上げ観測後退ですので金市場は上昇となりました。
今月に入り、東京金市場の非当業者委託玉(一般投資家を含むカテゴリー)は3600枚買い越しで、上昇しにくい中身でしたが、本日の上昇で手仕舞い売りがでれば、内部要因の改善も期待できます。
既存の買い玉維持です、買い方針継続です。
NY白金4月限月は15.5ドル高の1844.1ドル換算値は10円高です。
昨日の東京白金時間外市場では一時4831円(-26円)まで下落ましたが、4873円(+16円)まで上昇し、4868円(+11円)引けました。
欧州時間ではドル高に下落する場面も、金市場の上昇もあり上昇して引けました。
4800円台の動きが継続していますが、本日は金市場の上昇で上抜けもありえるでしょう。
本日、米国の雇用統計が控えており、様子見ムードが高まる可能性もありますが、基本的には押し目があっても上昇基調は続くと見ていいでしょう。
買い玉維持、買い方針継続で。
<穀物>
シカゴコーン3月限は6.75セント安の662.25セント、換算値は100円安です。
シカゴ大豆3月限は8.50セント高の1435.50セント。換算値50円安です。
最近の上昇で、利益確定の売りがでました。
方針は買いでいいのですが、参加せず。
<石油製品>NY原油は90ドル後半の水準です。
エジプト情勢で波乱ありでしょう。
100ドルの可能性ありです。
<ハンターポイント>
本日も引き続き白金の買い玉を継続で。
利をのばしましょう。
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