本棚を片付けていると

ときどき、アレ?と思うことがある。

 

もう、何度でもやってしまう。

 

何冊も同じ本が出てくる。

 

ゾロゾロと出てくる。

 

まったく同じ本が2冊。

 

 

 

これはまだいい方だ。

 

新旧そろえて、3冊も。

 

 

かなり笑える状況ではある。

まったく同じ版が、何故手元に2冊あるか、

不明。

新しい版がでると、またほしくなるのは、

これは新しい版をつい読んでみたくなるからか。

特に海外の小説等だと、同じものでも、

訳が違っていたりすると、これは買ってしまう。

なんとなく、新訳が気になるから。

 

これらの場合は

まあ、比較的新しいモノを

1冊だけ残せばいいだろう。

内容に変わりはないのだから。

後は捨てることにする。

 

 

だが、ここから難しくなってくる。

同じように3冊あるのだが・・・

 

 

文庫本を取るか、単行本を取るか?

しかも2冊ある単行本の中の1冊は、

極めて珍しい本。一番右の本。

 

 

なんとこの本、110ページと111ページが

印刷されていない。

 

その筋へもっていけば、珍重されるかも? グラサン

耳元で誘惑の囁き。

 

ここは読みやすさ、手元においたときの

手になじむ感じといったところが

選ぶ基準になるかな?

一番読み込んであるのは文庫本だけど、

ほとんど読んでない単行本の方にも目は向く。

 

 

そして、もっとも迷ってしまうのが、これ。

 

 

同じシリーズで

ハードカバーとソフトカバー。

やっぱり新しいのが出ると

つい手が出てしまう。

なので選択を迫られることになる。

ただし、これは妻K子さんの本なので、

私が決めるわけにはいかない。

まあ、よく話し合って決めていくしかないが、

場合によっては全部を残すことになるのかも。

新しければ、何でもよいわけではない。

 

 

そして、ここまできて、ふと、思う。

 

断捨離で大切なのは、【自分軸】と【時間軸】。

 

大切なのは、

【モノ軸】=まだ使える。貴重なモノだ。等

【時間軸=過去】=過去によく使った。思い出の多いモノだ。等

ではない。

 

【時間軸=今】【自分軸】=今の自分にとって、どうなのか?

 

それを考えることが大切だと教えてくれる。

 

だとしたら、そもそもこう考えた方がいいのかな。

 

これらの本は、今私が本当に必要としている本か?

今、心から「読みたい」と思っている本か?

 

今は、とりあえず、1冊だけ残してあとは捨てよう。

最後のシリーズはK子さんに相談してみよう。

その後、それでも必要かどうか、今は迷っておこう。

 

迷うということ、

それは動いたからこそ得た気持ち。

自分で選ぼうとしたからこそ見えてきた場面。