先日さいたまスーパーアリーナで行われたラブライブ4thライブのセットリストを、どんな意味で構成されたか、個人的に読み解いて見ようと思います。

注)あくまで個人的意見であり、主催者の意見とは異なることを予めご了承ください。

M1. Music S.T.A.R.T!!

言わずとしれた6thシングルで、恐らく誰もが最初の曲と予想できたのではないでしょうか。
タイトルも最初の楽曲にぴったりなものになっています。
とても華やかな音楽構成になっており、まさに”ゴージャス”という言葉が当てはまる音源が
使われています。キラキラした音色が一番上で演奏を彩っています。その後ろには時々金管楽器が鳴り響き、シンセの音色やヒットでしっかりと強弱をつけています。

遊園地のような”楽しい”Liveの始まりという意味合いが大きく飛び出した1曲目だと思います。


M2. 僕らは今のなかで

進化し続けてきたμ’sの1つの節目、そうアニメ化。そのOPを飾った一曲です。
3rdライブでも披露した一曲ですが、今回2曲目に来た意味というのは恐らく
今はここまできたよ、でもまだまだ成長し続けるよ!
という意味合いも合ったのではないかと思います。
どんどん広い会場にしてきたμ’s…飛んで飛んで高く…”今”がここにある
”夢”が大きくなるほど試される…。特に間奏降りの部分の歌詞は胸を打つものが有ります。

1曲目が”今”であり、2曲目に未来への成長を歌う曲の構成になっていたのではないでしょうか。


M3. 夏色えがおで1,2,JUMP

この楽曲が来た時、冬だから熱くなろうぜええ!って思いだと思いました。
しかし、2曲目の意味合いを受けてみると、ここから更に熱く飛び上がるぜ!という
ある種の伏線を裏付ける1曲だと感じました。

勿論最初の意味も含んでると思います!でも、更に成長!ここからもっとJUMP!という意味も込められていると思うと、感慨深くなりますね。

M.4 Wonderful Rush

さて、アニメ化前最後のシングルです。さて、M1~3まで聞いてきて、「成長」がひとつの裏テーマではないかな?っと思ってきたところで、この楽曲です。
この楽曲はアニメ前と後を繋ぐ大事な一曲でもあります。ちょうど人気が出始めた当たりではないでしょうか。
さて、歌詞に注目すると”進め!”という言葉が印象的な一曲です。
ここまで見るとニヤリとしませんか?そう、全部繋がってるな・・・と。

そして”出発”これはアニメ後への出発、そして新たなステージへの出発でもあります。


M5. ススメ→トゥモロウ

やっぱり?進めからきた??そう!そんな気がしますよね。
アニメ化した後のキーポイントになる一曲です。やはり、M4は架け橋になっていたか。
そんな気になる構成です。
ここから、アニメ後の楽曲が始まる一つの”きっかけ”になる一曲であり、

現在”SSA”→未来”アニメ2期”、”5thライブ”への所謂未来への架け橋的な一曲です。

この楽曲で”成長”という裏テーマ(仮)に一区切りをつけます。

M6.~M.12 (BD特典楽曲)

3rdライブまでのライブの構成として、全員楽曲の後にソロやデュオ・トリオもしくはユニットが
来ていたので、予想できた方も多かったのではないでしょうか。
ライブ的意味合いというよりは、このパートは3rdから焦らしてきたBD楽曲を一気に歌いあげて
いくという大きな流れを作っている部分です。
ソロ・デュオでは本当にいい演出になっていました。それぞれの良さを抽出したかのような…。


M13. 輝夜の城で踊りたい

扇子物販で売ってましたからね笑。安易に予想できたのではないでしょうか。
LONELIST BABYからテンション的につながるのはWILD STARSか輝夜だと思ってました。
(今回WILD STARSはやりませんでした)
ここからは前半の意味付けを払拭し、”みんなが聴きたいと思っている楽曲”がエントリーされて
来たような気がします。

そして、今回のテーマにぴったりな”楽しい”楽曲として投入された一曲ではないでしょうか。

M.14 もぎゅっと loveで接近中!~M15. Baby maybe 恋のボタン

さて、ポップチューンなこの楽曲!もちろん”楽しい”ですよね。そして2月なので、
どこかに入れてくるだろうと思っていた、バレンタインソングです。
この楽曲、気づきましたか?
1stライブ・・・NYライブと必ずセトリに入っていた楽曲で、必ず繋ぎになっています。
(3rdはアニメ楽曲が大筋の流れにあったため無かったのかも?)
恐らく、昔からのファンは自然にノれたのではないでしょうか。
そして新しくアニメからのファンの方は、2月!恋愛!という印象が強かったのでないでしょうか。
そう考えると、新しくもあり、懐かしい楽曲構成だったのではないかと思います。

前までは、”定番”とされていたのが、様々な感じ方ができる”新しい”構成に成長しています。


M16. LOVELESS WORLD

最新シングルのカップリングであった楽曲です!アップテンポでまた今までのμ’sには無かったロック、メタルというカッコいい楽曲になっています。
こんな難しい楽曲をここで入れてくるなんて…
M15でちょっと落ち着いたかな?っというところにテンション爆上げ楽曲です。
M15と直接つながっているわけではありませんが、6thシングルという最新からの1曲であり

今まで振り付けを見せてなかった楽曲の1つとしての投入ではないでしょうか。

M.17 No brand girls

さて、ここまでの楽曲”楽しかったかな?”と語りかけてくる1曲。
ラブレスが6thのカップリングということで、
ある意味ホントの最新だと考えると、これはアニメの最新です!

そう、最新でありながら次への”成長”をイメージさせるぴったりの一曲です。

掛け合いも”楽しい”この曲で”次”を意識しつつここで一つの区切りになります。

M.18 Snow halation

定番中の定番の一曲。必ず終盤に使われます。
今回は〆の一曲として使われました。これはアニメ化前後両方の人が等しく”好き”な一曲ではないでしょうか。”絶対来る!”といってもいいくらいの楽曲に成長しました。
そして、ぼらららもそうですが、μ’sが原点を意識できる1曲。
1stライブからこのスノハレのサイリューム切り替えは行われていました。そう、最初のライブから一種の伝統として続いていて観客とメンバーが一緒になってつくり上げる1曲です。

そう、まさに”楽しかったね”そして”成長”を一気に体感できるライブ曲になりました。

M.19 START:DASH!!

次へ向けて走りだすよ!そしてμ’sは成長しているよ!とアニメでもライブでも実感させられる
曲です。会場の人全員で「10!」と言うのは3rdライブで自然と生まれ、スノハレと同じように
μ’sと観客を繋ぐ言葉になりました。”新しい”定番楽曲に今後なるのではないでしょうか。
”またひとつ夢が生まれ”・・・>SSAアリーナモードいや、それ以上の成長を期待できるだろう

その夢に向かってμ’sは走り続けるという硬い誓いにも似たなにかを感じる楽曲になりました。

M.20 友情ノーチェンジ

まさに、変わらない私達・・・を感じさせる1曲。1stではアンコール。NYでは最初の方に
演奏されています。”だからしゅんとしないで…”色々な捉え方ができますよね。

次があるから!それまでまっててね!慌てないで!続けるからね!

そんな言葉が入ってくるような楽曲です。
そして、この楽曲は楽しい、元気にしてくれる曲です。
落ち込んでても、元気だして。という曲としてはアップテンポな楽曲になっています。
あれ?よく考えたらしんみりしちゃう楽曲って無かった?!ラブアンドピースや、愛してるバンザーイ!がない!

M.21 僕らのLIVE 君とのLIFE

「確かな今よりも新しい夢」原点回帰にしながら、また”次への成長”を思わせてくれる。

もうそれだけで今回の〆の1曲にふさわしい楽曲だと感じられます。
失礼ですが、これを歌わなくなったらμ’sどうしちゃったんだと思ってしまう楽曲かもしれません。それだけ、最初であり大事な1曲であると思います。

M.22 きっと青春が聞こえる

小さな願いが明日を作る…みんなが望むなら!アニメのEDという位置づけだけでなく、
未来への希望を与えてくれる。そんな1曲です。
隣の君は、ファンのことかもしれません。僕らの…がμ’s自身であれば前の曲とも結びつくのではないでしょか?
そして、この楽曲は寂しくさせない〆楽曲としては本当に素晴らしい楽曲です。

そう、遊園地であり、”楽しいライブ”について寂しい楽曲はいらないのです。

粗末な文章ではありますが、以上になります。

でも、こんなこと考えなくても体は感じているのかもしれません。
みなさん、ライブは”楽しかったですか?” そう、”楽しい。”それだけでいいのかもしれません。
μ’sの楽曲は素晴らしい楽曲しかないと思います。
そしてテーマに沿ったセットリストは本当に拍手したくなります。

今後共成長を見届けていきたいと思います。



いくつもあるミルキィの楽曲からこの曲をお届け!

「We are the Miracle Holmes♪」

自己紹介ソング!でも、ライブですっごく盛り上がれる構成になってます!

トランス・ロック系ですごく印象にのこる楽曲に仕上がってます。

そして自己紹介ソングで重要なのは頭に残ること!
そのためには何度も主題を繰り返しますが、同じだと飽きてしまいます。
そこで、様々な音源を使って主題を表現しています。
また、ところどころパン振りにもこだわってて様々な方向から音が飛び交います笑

聴いていて楽しい!!!


また、ちょっとプログレッシブっぽい部分も入っていてとっても表現の幅が広い楽曲になってます。

また、コールがとても乗りやすい!!
ズキューンズキューンズキューンズキューン!!
ズキューンズキューンズキューンズキューン!!

ズキューンズキューンズキューンズキューン!!
ズキューンズキューンズキューンズキューン!!

すぐ覚えちゃいますよね笑

この楽曲が収録されている「Dreamin'」はミルキィホームズの良さがとても詰まっています!
前に販売されたCDと一緒に合わせるとほぼミルキィの楽曲を網羅できると思います。

ミルキィは楽しいく元気を貰える楽曲が本当に多い!
エンターテイメント性に長けている楽曲が多いと感じます。


ちょっとでも気になったそこのあなた!!!

ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。(Amazonでは試聴もできます)


2月8日関東では大変な雪になりましたね。
交通機関の乱れも相当なものでした。

さて…冬で思いつく楽曲ですが近年ではラブライブの「Snow halation」が有名ですが
あえてこの楽曲

WHITE ALBUM2の楽曲
「届かない恋'13」

WHITE ALBUMでは非常に良い楽曲が沢山あります。
特に、冬と恋を関連させた楽曲があり特長としてストリングス+バンド構成が多いです。

その中でも、最近放送されたWHITEALBUM2というアニメのOPとして使われた楽曲が
この「届かない恋'13」上原れなさんが歌っています。

この曲はまずギターで一気にスタートします。後ろでは白玉のストリングスがしっかりと全体を支えてます。
Intoroは単純なフレーズですがとても耳に残ります。

そしてAメロ。ギターのバッキングがなりながらピアノが綺麗に雪を表すようにポツリポツリ入ってきます。ちなみに、2番ではストリングスやギター、ピアノがちょっとずつ入ってくるのですが、歌詞と連動していて、ちょっとした心境の変化を表しているんです。
是非ここは歌詞を見ながら聴いていただきたい!

Bメロではドラムのタム回しが入ってきます。これもアレンジの賜物ですね。
単純な中にちょっと動くドラム…構成がすばらしいです。

サビではピアノがバッキングを始めます。そしてストリングスでフィルを飾り、とても華やかな中にも、途中途中に切なさの入るメロになっています。

実は、WHITE ALBUMのコンサートに行ったことがあります。
昨年、東京国際フォーラムCで行われました(後ほどBDになるそうです)
音楽ホールで、しかも全部生演奏。本当にすばらしい演奏でした。極上の音楽とはこういうことなのだと。

WHITE ALBUMはいっぱい曲がありますが、入門として是非この1枚は持ってて損はありません。

沢山の楽曲聴きたいという方や、ピアノを聴きたいと言う方は是非クラシックピアノ集(実際のコンサートホールで収録されたもの)やサントラを聴いてみるのもいいかと思います。