『きのう何食べた』Season2が惜しまれつつ終了。小日向さんこと山本耕史の「必要以上に筋肉を見せる服装」や「顔芸」がエスカレートしつつも、シロさんとケンジの二人がより強い絆で結ばれたことを実感する今シリーズでした。

 原作でも非常に印象深かったのが、シロさんとケンジのお母さんの違い。前シリーズで「あなたがゲイでも殺人犯でもかまわない」と無意識にゲイを犯罪扱いし、ケンジを連れて来いと言い張りながら実際に会ったあとで熱を出して寝込む姿を見せたシロさんのお母さんと、今シリーズで「もしケンジに何かあったとした場合、私たちがお互いに顔を合わせていなければ筧さんはただの友人としてしかケンジを見送れないでしょう」とシロさんに静かに語りかけ、ごく自然に家族の一員として受け入れる姿勢を見せるケンジのお母さん、残酷なまでの対比でした。

 社会的地位とかそういうことではなく、純粋に人間としての包容力の違いなのでしょう。ケンジのお母さんの人間性に脱帽です。

 

 で、今日はクリスマス、ではありませんが、我が家では曜日の都合で本日が「見なしクリスマス」でして、シロさんとケンジの二人にあやかって、ビーフシチューを作ってみました。

 国産牛のすね肉を4時間ほど煮込んで、玉ねぎ、にんじん、マッシュルーム、ジャガイモを加えて、ブロッコリーは食べる直前に添えることにして。味付けもシロさんと同じ、市販のルーを使って。

 カレーとはまた違うおいしさ。今夜が楽しみです。