魂フェス全力レポート、その7 マジンカイザーSKL爆誕祭 イベントレポート! | TOY買い道 オタ日誌

魂フェス全力レポート、その7 マジンカイザーSKL爆誕祭 イベントレポート!

マジンカイザーSKL 爆誕発表会レポ



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マジンカイザーSKL 

スーパーロボット超合金で発売決定!!





魂フェス内で行われたイベントステージ。今度始まるアニメ、マジンカイザーSKLの爆誕発表会のレポートをします。


※まず最初に、このステージは撮影録音が一切禁止だったので、メモを取りました。基本メモと記憶が頼りなので実際の流れとどこかが一部異なっているかもしれませんが、間違っていたらフィクションということでお願いします。


魂フェス2010のUDXのイベントスペース、
9面マルチスクリーン前に、バンダイビジュアルさん、バンダイさん、野中さん、永井豪先生、視界の方が登壇して概要発表となりました。



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原作でありデザイン原案である永井さん、デザインの野中さんと、おもちゃを出すバンダイ田中さん、映像を売るバンビジュ長谷部さんがやりとりをして、おもちゃ、映像化に至る経緯を話すという内容です。



まずマジンカイザーの来歴から。
元々第4次スーパーロボット大戦において真ゲッターロボが登場したのを受け、それに対応する形でパワーアップしたマジンガーZを登場させようというアイデアから生まれたもの。

永井「デザインしたねー」

オリジナルデザインはなんと永井豪先生自らが描かれていました。(当時のあの絵はそうだったのか。)
その後、さとうけいいち版のOVAが作られ、今度のSKLが爆誕することとなった。


司会「爆誕ということですが、どうですかデザインの野中さん」
野中「金と銀という感じですかね。キミに決めたという、もうすぐ黒と白が出るという」
永井「うんうん(ポケモンだね)」
野中「ルギア爆誕」
(会場爆笑)

このやりとりは本当にありました。




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(マジンガーSKLのデザインに関して)
まず、永井さんが描いたラフを野中さんに投げて、映像として、玩具としておもしろくするという流れ。

永井「今までのカイザーより、より強力にするにはどこをどういじるか? そこで2人乗りというコンセプトが生まれ、2人乗りなら、2人のキャラが見えるように額のドクロの目の中に2人の操縦席を作り、協力している絵が一目でわかるようにしました。」


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永井「これまでのマジンガーより、より悪く、悪魔的になったと思います」
永井「2人の主人公も悪くワイルドにデザインしました」


操縦メカはスカルパイルダー。ドクロの目が副座式のパイルダーになっています。


永井「今まで自分が手がけたロボット原案では、おもちゃに出来ない柔らかい物は意識的に自重してきた。だが最近は技術の進歩もあるので思い切ってマジンガーにマントを着せてみた。そろそろいいかな。許してくれるかなと」
バンビジュ「その甲斐もあって、今作では非常におもしろくマントが使えています」


このアイデア原案を受けた野中さん。

野中「まず、デザインに入るわけですが、この時点(1年前)で実は「おまえの罪を数えろ! ことライダーW」が水面下で進行していたのは知っていたため、そこといかにデザインを振り分けるかに気をつけました」

野中「そこで、2つの戦い方を持つマジンガー、剣劇と銃劇をメインにし、その二つを切り替えることで、2人のキャラを出したんです。」




野中「まず剣劇から」
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バンビジュ「監督からとにかくデカい剣を持たせてくれってオーダーがあったんですよね」
野中「ええ(苦笑)。でもデカい剣を持ったロボットって今は流行しているというか、ものすごくありふれているじゃないですか。今は。そこでどう他と差別化するか悩んでしまっていろいろ考えて」
バンビジュ「監督からSKLなんだから化石とか恐竜の骨でよくね? プテラノドンとか」
野中「というアイデアをいただきまして、プテラノドンおもしろいかな。ということで今のデザインに落ち着きました。くちばしのギザギザは映像でうまく使われてます。」

野中「あと、こういう巨大ロボットが剣を落としたとき、いろんな方法で回収すると思うんですが(チェーンとかで)、今回はあっと驚く方法で剣を拾いにいきますので楽しみにしてください」



野中「次は銃劇」


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野中「次に銃劇。今回は胸にブレストリガーという銃がついています。これははじめはSKLなので、牛骨のイメージで持っていこうとしたんですが、イマイチ見た人に伝わらないんじゃない? わかりにくいねって監督に言われてしまって、悩み込んだ結果、永井先生の世界的な有名キャラクターから意匠をいただくことになりました」
永井「うんうん(デビルマンだね)」



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バンビジュ「このブレストリガーの意匠、本編ではものすごく有効活用されます」
司会「マジンカイザーSKLのデザインをご覧になって、永井先生はどう感じられましたか?」
永井「うん? いやぁ、動かすの大変だなぁって」
司会「野中さんはデザインをあげる上で他に苦労されたことはありますか?」
野中「永井先生のラフがあったから迷うことは無かったですが、さとうけいいちさんのマジンカイザーのかっこよさをどうやって越えるか? 越えるために新しいアイデアを入れるのが大変でした。あとデザインを永井先生やダイナミックプロのお歴々の方々に見ていただくときにはいつも緊張していました(笑)」


ここで時間になったので司会さんがまとめに入る。

バンビジュ「第一話ではマジンガーなのに光線技は一切使いません! 剣劇と銃撃だけで戦います」
司会「では時間になりましたので永井先生にはここでご退場いただくのですが、みなさんにメッセージをください」
永井「マジンガーの派生作品として、新たなマジンガー伝説がやってきます。是非応援してください」





ここで永井先生が舞台を降り、声優の浅沼さんが登壇します。



な、なんだあれは・・・・・・


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登場した浅沼さんの服を見て会場が微妙な空気に。




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浅沼「いやー。実は何でおまえがここにくるんだ? なんで司会の席にいないの? ゼーガペインの告知は余所でやれ(浅沼さんはアニメゼーガペインのキャストでした)、魂フェスでゼーガペインのロボが飾られてるからってステージイベントにまで便乗するなって散々おしかりを受けてきたんですが・・・」


司会「実は、本日ただいま発表になりますが、浅沼さんがマジンカイザーSKLの主役を演じられます」

会場「えーーーーーっ」



浅沼「自分は今までロボットに2台乗ってきました(=ロボットパイロットの役を2作品でやってきた)。一度乗ったら死んでしまうのも含めたら3台ですが」


司会「アフレコで苦労した点はありますか?」
浅沼「いやー、第一話で戦う敵が檜山さんなんですけど。日本声優界で叫ぶロボット乗りといえば第一人者が檜山さんでしょ。その檜山さんの前で主役としてロボに乗り、叫ばなければならない。それがものすごくプレッシャーでしたね。もう一人の主人公の日野さんと二人乗りでマジンカイザーSKLを動かしてるんですが、2人がかりでもあの迫力には圧倒されてました」


司会「楽しかったことはありますか?」
浅沼「声優っていうのは一度主人公をやると、今度は悪役をやりたくなるもんなんすけど、SKLでは主人公をやりながら、悪役が出来て2度美味しいんです」


浅沼「まだ第一話には出てきませんが、女型ロボットが出てきます。それが、フラッシュとハリケーンというんですが、そう、キューティーハニーなんです。今回は永井先生の作品のオマージュがたくさん出てきますから楽しみにしてください。あとガンカタアクションは最高にかっこいいです。腕のトゲがカートリッジになってるんですが、なくなったら銃をトンファーみたいにして戦いますよ」


司会「すみません、時間が来たのでそろそろ」

ここで浅沼さんが降ります。降りる間際。


浅沼「主人公が熱血だけど悪人で、悪のマジンガーなので、今日は持っている服の中で一番悪っぽい服を着てきたんですがどうでしたか?」

会場「・・・」



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盛大な拍手に送られて浅沼さんは去っていきました。


ここで作品的な魅力をバンビジュ、バンダイ担当者から。

バンダイ「とにかくマントのアクションがよく出来ています」

バンビジュ「作画枚数も豪華に使ってます。背景も手書きで、テレビで放映するときは間違いなくディレイをかけなければいけません」
バンダイ「玩具のほうもスーパーロボット超合金で発売決定済み、ガンカタがビシッと決まるポージングが出来ます」


バンビジュ「マジンカイザーSKLは3話の構成ですが、今回はマジンカイザーSKLという1シリーズの中のいくつかあるエピソードの一つなんです。第1話ではないんですね。いきなり途中から始まります。第一話誕生編、主人公達がなぜチームを組むようになり、マジンカイザーに乗せられたか、その謎は今回は語られませんが、OPの中にそのエピソードをにおわせるシーンを入れてありますので楽しみにしてください」


バンビジュ「第一話のあらすじですが、あと数時間で崩壊する島にマジンカイザーチームが派遣され、とあるミッションを行うことになる。ところがその島は三国志のような島で、3つの勢力が常にロボット軍団で戦争をしているというすごい島だった。はたしてマジンカイザーの運命は という感じです」


司会「さてここまで紹介してきまして、マジンカイザーSKLって一体なんなのか? TVシリーズなのか? OVAなのか? みなさん気になっておられると思いますが」


バンビジュ「マジンカイザーSKLはイベント上映コンテンツになります。新宿バルト9をはじめとする全国5館での上映が決定しています。同時上映は2本、往年のアニメまつりですね。詳しくはアニメフェスバーサスで検索してください」


=空の境界、劇場アニメブレイクブレイド(一時間物を6本、数ヶ月ごとに上映)で確立した、劇場公開してDVDで売る売り方をこれからスタンダードにしてゆくようですね。グッスマもしかり、今アニメ界では新たな作品訴求の方法が模索されているようです。


バンダイ「おもちゃの発売日も近々発表になりますので魂ウェブをチェックしてください」



司会「では最後にOP、ED、アーチストの紹介です」
バンビジュ「今回はランティスの井上社長にすごい人を出してもらいました。監督からハードロックでいきたいと言われたのでOPはラウドネスさんです」

以下ラウドネスさんの丁寧なビデオメッセージ。これは良さげだ。



そしてEDを担当するSadieさんもビデオで登場。(5人組です)
新人のバンドさんらしく収録に慣れていないのか、何人かはカメラ位置をわかってないで、別のカメラを見ながら
自己紹介したりしてます。


自己紹介の最中でカメラのすわり位置が微妙に変わって、



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メンバー4人の顔が、9面マルチ画面の境目に切られて全く見えない・・・・・・。


そしていよいよ曲のことを話しはじめようとしたその時、



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映像が止まったーッ


司会「すみません、マシントラブルが起きましたので、ED紹介は無しにします」


えーーーーーーーーーッ



最後に
バンビジュ「とにかくマジンガーだから理屈抜きで楽しんでください! とにかくアクションがすごいです!」


いろいろ楽しくおもしろかったマジンカイザーSKL爆誕祭でした。


詳しいことはHPで

http://www.mazinkaizer-skl.com/

http://www.animefes-vs.jp/



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