令和6年の輝かしい新年をお迎えのことと存じます。

 

大みそかは好例行事となりましたが、地元の菖蒲池神社にて元旦のカウントダウンをさせていただき、新年を迎えさせていただきました。

 

12月の中旬までの寒波はどこへいったのやら、大晦日は深夜になっても7度以上の気温。おかげさまで今年の深夜の作業はずいぶんと助かりました。

 

元旦にはめずらしく天候不順の予報でしたため、急きょ簡易テントを貼っての対応をさせていただきました。雨雲に何度か見舞われましたが、おかげさまで何とか天気も持ちこたえてくれました。

 

1月1日から3日までは橋のたもとまで行列ができるほど参拝客がお越しいただき、地域に親しまれているこの菖蒲池神社。

 

蛙股池に面し、神社の部材である蟇股(かえるまた)に形が似ていることからその名前が付けられたとのこと。しかし、歴史を紐解くと日本書紀に登場する菅原池こそが蛙股池の本来の呼名であり、現存する日本最古のため池ともされています。

 

1月1日の菖蒲池神社の賑わいの様子

 

郷土愛とは何でしょうか。こうした身近な地域の話題から、憩いの場所と同時に十二分に誇れる歴史をもつこの地域を本年も引き続き盛り上げていきたいと考えています。

 

さて元旦の夕方16時には石川・能登半島において震度7の地震が発生し、近畿そして私が住む奈良の地においても横揺れの震度3を体感しました。

 

翌1月2日現在で48名の方が、震災によりかけがえのない命を落とされたとの情報も入っております。心からお悔やみを申し上げます。また多数の方が避難生活を余儀なくされているなか、一日でも早い復旧活動が進むよう心からお祈りをさせて頂きます。

 

奈良市においても被災地への支援対応が早速行われています。また続報が入りましたらお知らせをさせていただきます。

 

〇奈良市の対応状況

 

1月1日  奈良県に緊急消防援助隊の要請あり、奈良県広域消防と奈良市消防で本日22時に石川県へ向けて出発

 

1月2日  6時11分に金沢競馬場(指定の集結場所)に到着。今後、輪島市町野町で救出活動予定。