こんばんは
夏日のような一日でしたね
午後からご挨拶回りに出かけていましたが、上着もいらない陽気なお天気です。
通りすがりの公園では、手入れされた花の群落が独特の調和した空間を作り上げてくれていました
さて、戻りますと奈良市からコロナ対応の緊急警戒警報が発出されていました。
昨日もフェイスブックで取り上げさせていただきましたが、ここのところ奈良市では新規陽性者が40名を2日続けて発生するなどこれまでにない感染状況の拡大期を迎えていました。
4月13日の第32回新型コロナウイルス対策本部会議での協議から、奈良市のコロナウィルス感染症のモニタリングのステージを判断する指標に県内の入院率の数値が加わっています。この数値は本日の読売新聞にも紹介されていますが、療養中の感染者のうち、どれくらい入院治療を受けている人がいるかを示しています。すなわち数値が低下すればするほど入院が必要な方が入院ができていない状況となっていることが考えられます。
奈良市も厚生労働省の公表データの公開に準拠したものと考えられますが、仮にこの数値を除いたとしても奈良市のモニタリング数値は十分にステージⅣに達しています。この状況を受けて、奈良市としても具体のメッセージを市民に呼び掛けるべきと考えていました
本日の緊急警戒警報は法令に基づくものではないため、政府支援もありません。よってそのリスクは今後の検証課題とされるものの、市民の皆様に感染防止の一層の認識を頂く意味では重要なメッセージとなります。今回のメッセージ発出は遅かったくらいではないかとも考えます。
本日の第33回新型コロナウイルス対策本部会議での協議資料からいくつか抜粋をします。
緊急警戒警報は本日より5月5日までとなっています。
赤文字の①~③が特に重要なメッセージになります。
緊急アクションプランも掲載をします。
ただ、気がかりな点は複数ありますね。
たとえば、感染不安により投稿を希望しない市立学校の児童生徒(小2~中3)への授業のライブ配信。GIGAスクール構想が奈良市では環境が整いつつありますが、どのような形でライブ配信授業を行おうとするのか。ライブ配信に必要な予算はどのように確保されているのか、希望者のみへのライブ配信なので、ライブ配信を受ける児童生徒と通常の授業を受ける児童生徒の間に授業での差をどのように埋めるのか。
また飲食店に対する対策の強化。見回り隊はどの程度のチーム数を編成するのか。巡回啓発の具体的な中身について。参考ですが、全国でも注目されている山梨県のようにグリーンゾーン認証制度を設けている自治体もあります(残念ながら認証制度を設けながらも感染は発生している状況ではあるようです)。啓発活動は重要ですが、希望事業者へのアクリル板設置の補助など具体の支援も盛り込むことも必要と考えます。
5月5日までの限られた日数の中ですから、確実に陽性患者数を減らすこと、そして5月から始まる後期高齢者へのワクチン接種を確実に予約→接種件数の積み上げをこなしていくことがもとめられてきます。
今日はここまでです。