こんにちは♪ おたからカウルスです。
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季節は
芸術の秋
ということで、
現在、東京の上野の森美術館では「フェルメール展」が絶賛開催中ですね
今年はフェルメール初期の作品が日本初出展されるということで、
雑誌などのメディアでもこの『フェルメール』の名前をよく目にします。
このフェルメールの作品に欠かせない宝石があります。
それはラピスラズリ(瑠璃)です。
誰もが一度は目にしたことがある『真珠の耳飾りの少女』や、『牛乳を注ぐ女』。
↑この青色の部分、とても鮮やかでキレイですよね
ラピスラズリはその鮮やかな色合いのため、
古くから顔料などとして利用されていましたが、
非常に貴重な鉱石だったために一時は金よりも高価だったと言われています。
もちろん、フェルメールがこれらの作品を手掛けていた当時も、
このラピスラズリの絵の具は純金と同等の価値だったそうですが、
彼はこの高級な絵の具を惜しみなく使用してさまざまな作品を作り上げました。
生涯に描いた作品は４５点と少ないですが、
このラピスラズリから作られる「フェルメール・ブルー」にはじまり、
革新的な表現技法こそが後世の人気に繋がっているのではないかと思います
ちなみにフェルメール・・・10人以上の子どもに囲まれたビッグダディ並みの大家族。
それなのになぜ純金と同等価値のラピスラズリをあんなに使えるのかというと、
妻の母親はとても裕福で、超有力なパトロンもつき、父親の宿屋を継ぐなど、
絵の具を買うには充分な資金・収入があったからだそうです。
その代わり、暮らしはあまり裕福ではなかったそうですが・・・
ちなみに、ラピスラズリはこのような石です↓
ラピスラズリはダイヤモンドなどの単一の物質で出来ているものではなく、
複数の鉱物が混ざり合って出来た石です。
個体によってはパイライトといった金色の鉱物が混ざり、
まるで夜空のようにキレイなものもあります
パワーストーンとしても人気の高いラピスラズリ、
とても神秘的な魅力のある宝石ですね
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