今年で5回目となる市川染五郎こと幼馴染の藤間のファンクラブのパーティー。


今回はいつもの半蔵門の会場ではなく東京會館だ。今回はあの復帰以来

初のファンの前への登場だけにいつもより多く集まったような気がする。

500人は超えていたと思う。


藤間、本当に生きていて良かったな。あの日のこと忘れもしない。

僕はカミさんが子供を産んだときに緊張しすぎて足が震えたのだが

彼が舞台から落ちたと知り同じように足が震えた。


涙が出た。だめだ!死ぬな!馬鹿野郎!


深夜にマネージャーから電話が来たが彼女も動揺していて

会話にならなかった。


それがこうして例年通りにイベントをやれたのだ。

神様っているんだと思う。神様って見ているんだと思う。


彼の先祖の人徳に感謝だ。


昨年彼から電話があったときも

正月彼が来たとき僕は泣いた。


良かったなあ。良かったよ。


昨夜は僕は藤間のお母様の席の隣に

用意いただいた。お母様ももう34年の関係だ(笑)


お母様は博多出身なのだが実は藤間と出会う前から

原田家とも縁があり不思議なものを感じていた。


藤間の祖母にうちの祖母が茶道を一緒にされていた

とかまあ色々縁が。。。なんか不思議だ。


驚いたのが会場の東京會館は僕の父と母が結婚した

ところだと話したらお母様は「主人の両親もここでしたのよ」

と驚きの発言。へええええ。なんという。また縁ですね。


しかし浮いている。僕は完全に。なんか恥ずかしいような

目立つっていよなと自己顕示欲爆発しているような複雑な

心境(笑)


紅一点ならぬ紅豚一トンの僕が今年も恥ずかしげもなく参加。

小学校1年生の最初に机の隣同士の関係から34年経過して

こんな関係になっているのが不思議である。親友というよりくされ縁だな。


男性がほぼ僕だけ、しかも5年も出ている、さらに一昨年には

フジテレビ「うちくる!?」に登場しているのでファンの皆様にも

顔を覚えてもらっている。。。


恥ずかしいけれどでも沢山の藤間ファンが温かく関係のない

僕にあいさつしてきてくださったり写真を撮ってくださったりなんだか

不思議な感覚である。


おみやげまでくださる方もいるのだ。いやあ本当にありがたい。


僕も毎回招待だけされていても悪いので粗品だが

限定のコラボグッズを作らせてもらっている。


抽選で数名しか当たらない超レアのグッズである。


商品化を望むファンも多いが僕は親友との仲として

大事にしたいので商売にするのは控えたいのだ。

ごめんなさい。。。創業170年の際に彼に手ぬぐいを描いて

もらったのが最初で最後の商品化だと思う。次は180年?

それは考えるなあ(笑)


パーティーのあと控室で話しながら思ったが

本当にこうして普通に会話できること

感慨深くなってしまった。


今年は歌舞伎座が出来る。ぜひ見にいこうと思う。

おっと来月は彼の復帰第一弾の芝居があるので

それをまず友人といくことにした。


藤間、あっぱれだ。

ともに無理せず走ろう。


お声掛けくださったファンの皆様

また劇場でお会いしましょう!


ありがとうございました!



九代目無駄話