水曜日から金曜日は缶詰で早稲田の大学院にいた。


短期集中講座をとっていたのだ。時間がない院生のために

3日間朝から夜までみっちり講義があるのだ。


だが僕はとても楽しいそして実りある講義だと満足である。


先生はNHKの元ワシントン局長の手嶋龍一先生である。

ああ、あの方かと思う方もいるのでは。


イラク戦争や9.11のテロの時代に局長をしていた

まさに激動のアメリカを体感した先生である。


映像ドキュメンタリーを見ながら国際政治を語る講義

なのだが3日間沢山のドキュメンタリーを見た。

いやあやっぱりNHKスペシャルってすごいや。


いましていないんだよなあ。もったいない。

色々問題があったり事情があったりでこの手の

ドキュメント番組しなくなってきているようだ。


確かに民放でも全然しなくなった。


もったいない。ホントに。

いまなら稼げると思うけど。視聴率。


僕はブッシュ元大統領のローラ夫人に

感激した。


日本の評価はちょっと傲慢みないなとこが

あったけどイメージが変わった。


幼少の頃から取り上げ学生時代に自分が

運転する車が事故になり助手席にいたボーイフレンドが

亡くなった話、そして図書館などで貧困層の子どもに

読みきかせをしていた時代など取り上げていた。


さらに僕が凄いと思ったのがテロのあった9.11の朝。


議会で子供の読書についての会議に向かう途中

車の中で2機目の飛行機がトレードセンターに突入したとき

これはテロだ。アメリカがこれで一気に変わると

蒼白になったそうだ。


でも議会に入るなり緊急会見で出たひとことが

国民から支持されたのだ。


「アメリカ国民の皆さん、お子さんにまず学校と家は

無事だといってあげてください。そして本を読んであげて

ください」


と話していたのだ。なんという素晴らしいセリフなのだろう。

心のこもってない台詞なんかより重いではないか。


僕は教室で涙腺がゆるんでしまった。


素晴らしい。


九代目無駄話

政治家は妻の支えがないと務まらない。


ニクソン大統領は就任時から妻と不仲で

別居状態だった。大統領の終末は言わずもがな

とも映像で語っていた。


怖いなあ。僕は政治家じゃないけど。。。

大丈夫かな(苦笑)


金曜日は手嶋先生との懇親会があった。

いやあとにかくしゃべりまくった。

先生、かなり引いたかもしれない。


でもとてもとても楽しい講義だった。


早稲田にいってホントに良かった。


論文延期したけどこういう出会いがまだ

続くのだからもっと延期。。。だめだめ(笑)


ちなみに手嶋先生、今治タオル名誉ソムリエなるものを

いただいているらしい。ああ、それなら今治で作っている

おたふくわたのタオルを絶対使っていただきたい(笑)


さあ明日から博多だ。がんばりますぞ!

色々あるんです。今回も(笑)