連休中は家族で恒例の四国八十八か所巡礼。

思えば9年前に新婚旅行でいったのがきっかけ。


あの頃はアメリカがテロのリベンジでイラク戦争開始

SARSなどの流行で海外の渡航自粛が出ていた。


でアフリカ新婚旅行をあきらめ

カミさんのおばあちゃんが生前していた

巡礼をしようと毎年2~4つの寺を歩き遍路でいこうと

決めた。


すでに27寺ほどまわった。


昨年は震災でいけなかった。


新婚旅行時はあまりにもにこにこ僕が

幸せそうに歩いていたのか寺の寺務所の方に

なんとどういうきっかけで参拝しているのかと

聞かれ(笑)


新婚旅行だと話したら次の寺まで歩き遍路で

いくと徳島新聞の記者が来ていた。


懐かしいなあ。


どこでもマスコミに出たがるこの病気は

何だろう。


今年も歩いた。雨が降り続いたり

強風の辛い1日もあった。


九代目無駄話

8歳の息子と5歳の娘。3日間で35キロ近く

歩いた。良く頑張った。


親バカだが健脚だと思う。特に息子は登山も

しているのでほとんど弱音を吐かなかった。


娘も5歳なのに泣かずに歩いた。


地元の方やお遍路の方々に

褒めてもらって元気倍増のようだった。


都心の渋谷という場所に住んでいると

全てが便利で色々体験できてしまうが

この自然と触れ合う、そして素晴らしい達成感を

味わうことはできない。


テレビやゲームをしている時間があれば

歩き遍路で足を鍛えろである。


僕の幼少に比べたらこいつら100倍

タフだし凄いこと経験している。


この巡礼に来て渋谷から来ていると

話すと100人中100人驚く。

そうだろう、なぜわざわざ巡礼をするのかと

思うのかもしれない。


でもすでに家族の行事化になっている。


八十八ヶ所終わるころは僕ら夫婦は

そうだなあ50歳後半から60歳ぐらいである。


子供がぐれても夫婦が不仲で悪化しても

だまって巡礼にいこうである。そう決めている。


子供たちも20歳を過ぎている。


彼女や彼氏がいようが

「ああその頃は親と巡礼いくんだよねえ」

とデートを断らせるのだ。


いや自然に断ると思う(笑)


この歩き遍路でいつも助かるのがこの

お遍路ステッカーである。


九代目無駄話

大体分かれ道になるところや

迷いそうなところに必ず貼っている。


これはへんろ道保存協会の宮崎建樹さんと

いう方が自費で貼っていたのだ。

新婚旅行の際にこのステッカーのおかげで

迷わずお遍路できたと宮崎さんにお礼の手紙を書いたら

僕たち夫婦に特別ステッカーをくださった。


我が家の超宝物である。


その宮崎さんが一昨年他界されたと

昨年の年賀状で知った。


悲しい。とても残念だ。

いつかお会いしたかったのに。


でもまだきちんときれいに

貼られている。また宮崎さんを応援し

新しいステッカーを作り貼る方も出てきた。


こうして色々な人たちに支えられてみんな

お遍路ができるのだ。


話がそれたが今年もお接待(みかんを

いただいたりジュースをいただいたりした)

また人との出会い、宿坊と沢山経験した。


他にも貴重な体験があったが

涙が出そうな体験があったが

このブログで書くことではないから

心にしまっておく。

お接待に感謝なのだ。


まだ日本人にはやさしい心が

残っている


これだけは言っておきたい。


今回は3寺まわった。

次の巡礼は3寺目の27番寺のふもとから

スタートして歩く。


九代目無駄話

さてそうこうしているうちに40歳になろうとしている

ああ男の40代は深みを増すと言われてはいるものの

ああ40だ。


不惑の40?

惑わされてますけど毎日(笑)

中洲にいくと数秒ごとに(笑)


さてさて明日も忙しいので

寝ますか!


フェイスブックで沢山のお祝いメッセージが!

義理とか社交辞令でも嬉しいもんだよなあ。


サン九!