調子のよき日は、
病気であることを忘れる。
さらに、
病気で苦しんでいることは夢で、
目が覚めたら、
健康なのではないか、という、
儚いユメを夢に見る。
家族との取るに足らない日常が、
続くのではないか、と夢想する。
もちろん、
そんな妄想は現実にはならない。
涙をたたえる、
病者の妄想を笑うなかれ。