テスラモデル3の1年間でのバッテリー劣化度と電費 | テスラモデル3とマンション外充電生活

テスラモデル3の1年間でのバッテリー劣化度と電費

テスラモデル3ロングレンジを購入してちょうど1年が経ちました。

走行距離は17400km。1ヶ月当たりの走行距離は1450kmです。

Statsというテスラ用のアプリを2000km走ったあたりから使い始めたので、そこからのデータがあります。

最も気になるのは、バッテリーの劣化度です。これは購入前から興味がありました。

充電はほとんどがテスラ専用の急速充電器スーパーチャージャーで行っています。バッテリー残量が20%前後で充電しに行き、90%まで充電して運用しています。

購入したばかりの時はバッテリーを「%」表示にしていたので、満充電時の走行可能距離が何キロかわかりませんが、グラフからは、おおよそ555kmと考えられます。17400km走った時点で満充電時の走行可能距離が529kmなので、529/555=95.3%となり、1年間走行距離17400kmのバッテリー劣化度はおよそ4.7%になります。

エクセルで作成したグラフ。

 

エクセルのグラフは見にくいので、アプリで表示されるグラフがこちら。

 

アプリのグラフ以外でバッテリー劣化を調べる方法として、バッテリー容量の%と、充電量から計算する方法もあります。購入して50日経ってバッテリー容量21%から90%まで充電して50.9kWh充電量だったので、そこから計算するとバッテリー容量100%だと73.8kWhになります。これが1年経つと同様の計算式で72.3kWhになります。

同じ時期に納車したテスラYouTuberのトシさんのYou Tubeを見てみると、納車時バッテリー容量が74.5kWhということなので、72.3/74.5=97%となります。そこから計算すると3%/年 の劣化率になります。

 

 

毎年この3%のペースでバッテリーが劣化していったらどうなるのか。6年走行距離10万キロでバッテリー容量が82%まで減ることになります。ちなみにバッテリー保証は、「8年または192000kmいずれか先に達するまで、70%のバッテリー容量を保証」とのことなので、8年経っても8割使えれば60kWhほどバッテリー容量があることになります。

 

また、1年間の走行距離17400kmで消費電力は2634kWh。

平均電費は151Wh/km。1kwhあたり6.6km走れる計算になります。電気料金かなり高めの35円/kWh、ガソリン価格165円/Lとすると燃費換算では31km/Lになります。割安な夜間電力で充電しているユーザーは燃費換算はその倍以上になります。

これは全てテスラモデル3の画面表示を元に計算していますが、実際には少なからず誤差があります。