環境省EV補助金の確定申告について | テスラモデル3とマンション外充電生活

環境省EV補助金の確定申告について

テスラモデル3を購入して、環境省からEV(電気自動車)補助金80万円をいただきました。

5月末に申請をして12月に振り込まれたので、半年以上かかりました。

500万円のモデル3を80万円引いて420万円で購入したようなものです。

しかし、純粋に80万円引かれるものでもないのです。

一つ目は、環境省EV補助金の申請条件である、電気契約の変更。指定された自然エネルギー100%プランにしなければなりません。このプランは安くはありません。1年間で1万円以上の支払い増。4年間で5万円は電気代が上がります。

二つ目は税金。EV補助金は一時所得になります。これまでのEV補助金であるCEV補助金は40万円。50万円以下は気にしなくて良いようです。50万年超えると税金がかかってきます。

80万円をもらったので、80-50=30万円。30万円の半分に税金がかかるという計算です。水素自動車なんて200万円以上の補助金がでていたのに、これでは結構な金額が税金で持っていかれていたはず・・・。これでは補助金の意味を成しません。

そこで税務署の電話相談で聞いてみました。結論から言うと、いただいたEV補助金から税金はとられないそうです(法人ではなく個人の場合)。

よかった、よかった。

しかし問題が。確定申告はしなければならず、「国庫補助金等の総収入金額不算入の特例」という申告用紙に記入して他の確定申告用紙と一緒に税務署に送らなければなりません。

e-taxで毎年納税しているので、e-taxは使えないのかきいたところ、e-taxのソフトを使えばできるそうです。「本物のe-tax」と仰っていたので、一般人が使うWeb版のe-taxは簡易版のようです。Web版のe-taxは機能が省かれているのでしょう。

ということで、今年はe-taxはあきらめて、書面で記入をして(これは確定申告コーナーからパソコンでできます)、生命保険会社やふるさと納税などの膨大な書類をつけて税務署に持っていくか郵送するしかありません。そしてその「国庫補助金等の総収入金額不算入の特例」の申請書にどう記入をすればいいのか。ネットで調べても参考になるようなものがありません。あとは確定申告の一時所得の欄にボールペンで云々といわれていたのですが、よく理解できないまま相談を終えてしまいました。

(サラリーマンだと、特別な申告はいらないという税理士さんもおり、税務署の電話相談とどちらが正しいのかわかりません。)

 

そこで、確定申告の時期に各所で開かれている確定申告相談会に行ってきました。まずは会場入り口手前で用件を聞かれ、電気自動車の補助金は確定申告をしなければならないかと聞いたところ、いらないと言われました。そのまま相談会場に通されました。

しかしその相談会場で聞いたところ、年末調整をしているのなら補助金に税金はかからないが、確定申告をする場合は、すべての収入を申告しないといけないので、申告の必要があることと、補助金に税金がかかってくると言われました。

会場は予約制でしたが、人が多く忙しかったのか途中で相談員が代わり、また同じ質問で相談です。調べてもらったのですが、結論は、わからない、ということでした。休日なので税務署の担当部署にも聞くことができないので、「国庫補助金等の総収入金額不算入の特例」を記入して補助金決定通知書と一緒に提出してくださいとのことでした。特例書をどう記入すればいいのかも聞いてみましたが、例がないらしくてわからないそうです。

というわけで、確定申告書には記載せずに、「国庫補助金等の総収入金額不算入の特例」と補助金決定通知書のコピーをつけて確定申告をすることにしました。

 

追記

EV補助金の確定申告を郵送で行って1年経ちましたが、税務署からお尋ねはきていません。


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