「子ども・子育て支援新制度 区民説明会」に行ってきました♪ | 大田区子ども・子育て会議応援団のブログ

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 8月20日(水)の午前中に、「子ども・子育て支援新制度 区民説明会」が嶺町集会室で開催されました。

 参加者は35名を超えていたかと思います。隣の小集会室では保育が実施されていて、子どもたちの声(ノイズも含め)が良いBGMになっていました。

 質疑応答の時間には、何人もの方が熱心に質問されていました。

 私は幼稚園の入園選考について質問しました。近年、入園に際して保護者などが徹夜を伴う長時間の行列をつくる先着順の課題があります(3泊4日のケースも!)。さらに先着順に関連して保護者と幼稚園側でトラブルになるケース(実際の募集人数(きょうだい枠など除く)の周知不足?)もあったそうです。面接などの選考方法もありますから、もちろんすべての幼稚園の課題ではありませんが、特定の幼稚園のみの課題ということでもなく、複数の幼稚園に関することです。

 私は、この数年、幼児教育センターや福祉オンブズマンに情報提供するなどし、区の担当者も私立幼稚園連合会に苦情を伝達していただくなど、この課題に対して積極的な働きかけをしてくださいました。今年度の区議会でもこの課題を質問してくださる議員もあり、区の担当者からも改善に向けての前向きなご答弁がありました。

 今回(当日)の回答では、新制度に移行する/しないに関わらず(現在までに区が確認している範囲では、新制度に移行する幼稚園は少ないようですが…)、一部の幼稚園で過熱する(先着順の)問題について、引き続き私立幼稚園連合会に一定の要望をしてくださるとの回答をいただきました。

 さて、当日の説明会で少し気になったのは、説明会の最後に、前方で対置して並んでいた職員の方々が起立して、参加された区民の方々に深く一礼する場面があったのですが、その応答としての会場からの拍手が少なかった(音が小さかった)ことです。単にお辞儀で応答した方が多かっただけで、最前列にいた私が気付かなかっただけかもしれませんが…。

 そのような意味では、今回(初回)の「子ども・子育て支援新制度 説明会」に対する参加者の満足度は気になるところです。参加者には退出時にアンケート提出が促されていたので、アンケートの感想などを受けて、次回以降の説明会に改善される点などがあるかもしれません。

 職員の方々は、とても丁寧に子ども・子育て支援新制度について説明されようとしていたと思います。とはいえ、一口に子ども・子育て支援新制度と言っても、中身は多岐に渡りますし、参加者の興味や関心は「制度」そのものというよりも実際に各ご家庭が直面する諸課題についてかもしれません。

 次回以降の説明会に参加される方は、会場の様子などご感想を教えていただければ有難いです。

【参考】
「大田区ホームページ:子ども・子育て支援新制度「区民説明会」の開催について」
http://www.city.ota.tokyo.jp/oshirase/mokutekibetsu/kodomo/20140805193358302.html

「子ども・子育て支援新制度 なるほどBOOKー 子ども・子育て支援新制度 :政策統括官(共生社会政策担当)ー 内閣府」

http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/event/publicity/naruhodo_book.html

「一般の皆さまへ|よくある御質問 ー 子ども・子育て支援新制度 :政策統括官(共生社会政策担当)ー 内閣府」
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/faq/ippan.html

文責・生駒 友一 〈ota_kodomokosodate@icloud.com〉