今年もお世話になりました。

 

 本年の診療は12月27日午前で終了となります。午後からはスタッフと医院の大掃除を行うことになっております。来年は1月4日(土)からの診療になります。

 

 働き方改革の一環というべきか、今年から、診療人数に制限を設けました。スタッフや薬局さんの勤務時間の問題があり、特に夜診はあまり遅くならないように調整しています。

 

 診察をお断りするのは、大変心苦しいのですが、勤務時間の問題は、医院存続に関わる大きな問題です。ご理解ください。

 

<院内写真 2018年> 

 

 開院して数年たつと、医院内でもいろいろ思い出ができます。

 

 例えば、待合室にあるオルゴール時計ですが、これは大学時代からの患者さんからお祝いにいただいたものです。もう亡くなられましたが、オルゴールがなるたびに患者さんの笑顔を思い出します。

 

 また、とても仲のよい老夫婦がおられ、いつも夫婦で来院されておられました。2年前、奥さんが亡くなられ、最近は旦那さんが一人で来院されます。旦那さんは今でも寂しそうに診察室に入っってこられますが、私には、「あなた、元気だしなさい」と、そばで言っている奥さんをいつも感じています。

 

 不妊で悩んでいたお母さんが、赤ちゃんを連れて来院され、赤ちゃんが笑うとほっこりします。

 

 私自身、人生8割くらい終わってしまっていますが、これからもコツコツと、私のできる範囲で最善の医療を行うよう努めていきます。

 

 

 

 

 

 

インフルエンザが大流行しております。

 

国立感染症研究所からの報告によると、現在流行している株は H1N1H3N2だそうです。

 

今年のインフルワクチンは、A型株では、H1N1H3N2、B型株では山形系統とビクトリア系統が採用され、培養されていました。

 

例年、効果が弱いと非難されるインフルワクチンですが、今年はワクチン株と流行株が一致しているため、効果が期待できそうです。

 

<高島市 メタセイコニア並木 2024年10月>

200Km 2000m up にチャレンジしてきました。若者たちがものすごいスピードで駆け抜けていました。おじさんは自分のペースで走ります。

12月12日(木)休診:鼻の日帰り手術を午前、午後と行う予定にしています。
 

12月27日(金)午後~1月3日(金)休診:年末年始のため
*12月27日(金)午前は診療いたします。

 

かぜ症状の方が多く来院されています。

 

来院される患者さんは、特に大人の方で、重症の方が毎日数人は来院されます。

 

例年のことですが、この時期は医院もバタバタしています。

 

これから、インフルエンザ、コロナが流行期に入ります。みんなマスクで、表情がわからない世の中は個人的には好きではありませんが、この時期くらいは、手洗いとマスクはしっかりした方がよいでしょう。

 

夏の話ですが、毎年楽しみにしている日野の火祭りに行ってきました。太鼓の演奏とともに、炎が舞い上がり、大迫力でした。

 

 

 

 

 

 

 

鼻洗浄は有用ですが、使用にあたり注意点があります。

 

 最近、鼻洗浄後、ひどい中耳炎になったお子さんがおられました。使用にあたって注意点を周知することが大切だと痛感しました。

 

鼻洗浄使用時に注意点があります。

・鼻洗浄後すぐには強く鼻をかまない。

・鼻づまりがひどい時に鼻洗浄は行わない。

・小児には強い圧力をかけず、ゆっくり鼻を流すように行ってください。

 

 当院では、黄色の鼻水や鼻閉、鼻水がのどに落ちるなど頻回に鼻炎症状がでる患者さんに鼻洗浄を勧めています。

 

 鼻洗浄は、本邦や海外の鼻副鼻腔炎に対するガイドラインで補助的治療として掲載されています。

 

 鼻洗浄の効果は、鼻汁の中に含まれる細菌や炎症を起こす物質を洗い流され、鼻粘膜の異物を排除する機能(粘膜線毛クリアランスといいます)が正常化することだと考えられています。重篤な合併症の報告はこれまでになく、家庭で鼻洗浄を行うことで、抗生剤の使用量や病院通院を減らせることも期待できます。

 

 使用する鼻洗浄器は、成人にはハナクリーン®やサイナスリンス®、小児にはハナクリーンS®を勧めています。

11月28日(木) 全日手術のため、休診とさせていただきます。

 

マイコプラズマ感染症の流行がニュースになっております。当院でも、咳の患者さんが多く来院されております。草津市でも流行していることを実感しています。

 

最近、大学時代の先輩が亡くなりました。先輩が大学を離れてから会う機会は全くといいほどありませんでしたが、研修医のころ初めて仕事を教えてくれた先輩でした。訃報を聞いて、悲しさのあまり思わず先輩に電話してしまいましたが、やはり不通でした。私もいつか死にます。あの世で会いましょう。