僕にはもともと「これが自分の根幹だ」と思えるものがありました。けれど、自然の法則に出会ったことで、さらに深く「生きていく上での恐怖感」が薄れていったんです。

 

たとえば、「誰かに嫌われたらどうしよう」とか、「何か悪いことが起きたらどうしよう」とか。そういう不安って、暇なときにふと頭をよぎること、ありますよね?頭では「そのときに対処すればいい」と分かっていても、感情ってそう簡単にはコントロールできないんです。感情は素直でありのままだから、どれだけ理屈でねじ伏せようとしても、それができたとしても、そのツケは必ず回ってくる。だから、感じた感情を無視してはいけない――そう思うようになりました。

 

感情をちゃんと認めてあげること。それはときに難しいし、応じてあげられないこともある。でも、認めるだけで、感情は「知らんぷり」されるよりもはるかに穏やかになる。これが、僕が自然の法則を学んで得た一番の気づきです。

 

以前の僕は、感情を認める価値なんて全くわかっていませんでした。「こうあるべき」「もっと努力すべき」「成長しなければならない」と、ずっと自分を追い詰めていた。でも、今振り返ると、本当に大切なのは、自分の根源から湧き上がるものを大切にすること。それを無視して頭だけで考えて突き進んでも、結局どこかで行き詰まってしまう。

 

このことに気づけた自分に、今、本当に感謝しています。自然の法則は僕に、「感情をちゃんと感じ切る」ことの大切さを教えてくれました。そして、それが自分を救い、今の穏やかな気持ちをつくってくれたんです。

 

終わりに問いかけ

 

あなたは、最近どんな感情を感じましたか?

それを見ないふりをしていませんか?

 

もし、「感じ切ること」で救われた経験があれば、ぜひ教えてください。それがあなた自身をもっと楽にしてくれるかもしれません。