逐次型空気圧式リンパ流促進装置(Pneumatic lymphatic drainage: PLD)

 

アメリカではPCP(Pneumatic compression pump)とかPCD (Pneumatic compression device)とかいう名前で知られていますキョロキョロ 私が日本のリンパ浮腫専門のクリニックを訪ねたのが8年前ですが、その時はあまり使われていないということでした。今はどうなのでしょう。写真で見るとこんな感じです。

AIROS Medical Receives FDA Clearance to ...Sequential Intermittent Pneumatic ...

 

リンパドレナージュのマッサージって機械で代用できるのでしょうかはてなマーク

 

私が病院のリンパ浮腫専門のセラピストとして働いていた時もこの質問は患者さんからよくありましたにっこり 私自身もディバイスを作る会社のセールスの方が頻繁にデモに来てくれて、新製品ができるたびに試していましたウインク 最近のものは科学的なリサーチを行い、実際に効果があることをデータで証明しておられました。

 

私の経験からすると、もし手に入れることができるならあってもいいかもというスタンスです飛び出すハート。実際自費で購入すると50万円以上する高額のものが多く、ほとんどの患者さんが自費で購入することは無理です。そこで健康保険を使って10%くらいを自費で払って残りを保険でカバーしてもらったり、レンタルしたりする患者さんもいました。が...煽り

 

保険会社も高額な装置なので、正式に保険でカバーされるためにはたくさんの証明が必要でした汗うさぎ

例えば、

  1. できるだけの治療を行った証拠
  2. クリニックでの外来の治療に12週間以上通った証拠
  3. お医者さんからPCPが医学的に必要であるということが書かれた紹介書
  4. クリニックで行われる治療(リンパドレナージュ、圧迫療法、運動、腫れのある部分を高位にして休むことなど)に効果がなかったという証明書ポーン = 私が書くのですガーン

 

というか外来での治療に効果がないことを証明しなければいけないって....セラピストの私の目標と逆のことを証明するわけで、絶対嫌だーチーンといつも思ってました笑い泣き

 
でも高齢の方でどうしてもこの機械が家に欲しいという方には推薦書を書いたりしていました。お年寄りの方は足になかなか手が届かないし、30-40分も自力でリンパドレナージュのマッサージを行うことはとても大変です。
 
でも実際の話を聞くところでは患者さん自身も家で使うのが面倒になって押し入れに眠ってしまうことも多々でした笑い泣き
 
なので私的にはまずクリニックで適切なリンパドレナージュのマッサージをマスターして(家族の人がマスターできればやってもらえますし)、圧迫療法、運動などに力を入れてみるのをお勧めします。年に1回か2回ぐらいクリニックで週1-2の頻度で1か月ぐらい集中的にトリートメントしてもらうのもすごくいいメンテの仕方だと思います。
 
人の手を使って行うリンパドレナージュのマッサージは今の段階では機械では100%代用することはできないと思います。
 

 

 

日本リンパ浮腫学会の文献がありました。参考にラブ

 

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