東北震災から4年ということで当時を振り返ってみた | 野菜をおいしく頂く、お寺給食

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料理が苦手でも、体に優しくて癒しのヘルシーな料理が簡単に作れるお寺料理を中心に食について紹介していきます。楽しいは、きっとその先にあるはず。





どうもおしょうです!


オスッ!!



「結婚式で得た教訓」が、

意外に好評だったみたいで、

イイねを押して頂いた方や、

コメントをしてくれた方、

全部読んでくださった方、


どうもありがとうございます。


こうやって、

コメントやイイねを押していただけると、

やはり嬉しいものですね(^^)



おぉ~~~


ありがたやありがたや


ナンマイダーナンマイダーでございます。笑
音譜






さてさてさて、



昨日は東北震災から4年ということで、

あちらこちらで、

追悼のメッセージが見受けられました。



もうあれから4年経ったのかぁ~っと、

不思議なかんじです。




4年前おしょうはなにをしていたかといいますと、


宮城県石巻市にテントと寝袋一つでボランティアにいっていました。




僕がいった頃は、

震災から4ヶ月ほど経った頃で、



道路などの瓦礫は片付いていたものの、


道は凸凹、


お店はほぼ無く、


電気などのライフラインもまともにとおってなく、


夏だったもので家の中はハエがたかり、


交差点は警察官が信号機の代わりに交通整理をする、


そんな状態でした。叫び





そうですね、

タイミング的には、

避難所が次々と閉鎖されて住民の方が仮設住宅に移動していた時期だと思います。



仮設住宅も山のほうでポンポン経っていました。



イメージでいうと平屋の団地みたいな感じですね。




まー

そんな中、

おしょうは側溝という道路の端にある水路を、

朝から晩まで掃除をしていたわけです。




というのも、


側溝に海のヘドロが貯まって、

雨が降ると水が流れないんですね。


なので雨が降れば、

ちょっとした洪水状態になります。笑あせる



そして、

水はけが悪いと、

そこからハエや蚊がわいて衛生上良くなかったりします。




なので地味な作業ですが、

側溝を掃除しておりました。




普段道の側溝なんて気にもとめていなかったんですが、

意外に重要な役割をしてくれてるんだなぁ~っと、

シミジミ。





そんなわけで、


石巻で数ヶ月ほどボランティアをしていたわけですが、


少し違和感を感じたというか、

驚いたことがあります。



それは・・・




現地と被災地地域以外のイメージのギャップです。





なんというか、


被災地は前を向いて動いているのに対し、


その他の地域は震災をシビアに受け取っている。



そんな感じを受けました。




この感じなんなんだろうなぁっと。




意外と現地の人は、


明るく前向きなのに対し、


その他の地位域では、

暗く後ろめたい状況だったわけです。




おそらくそれは、


テレビや新聞の影響からなのかなとも思います。




他の地域の人は、

現地の情報を知る手段として、


テレビや新聞がほとんどですし、


そうなると、


偏った情報しか手に入らないのかなぁと。




「被災地=悲しい」みたいなイメージで伝えられるので。




だから、


そこにギャップが生まれるのかなと。






ボランティアをしていた時にすごく印象に残ったものがあります。





それは・・・



当時、仮設住宅向けに作っていた、

地域ニュースを取り上げたフリーペーパーの

取材中のこと。




ある青年に取材した時にこんなことを言われました。


「俺達のこと、かわいそうだと思っているでしょ?」と。男の子



いきなり、

思いもよらないシビアな質問だったので、

返答に困り、

なんか返さなきゃと思い、


「そうですね。」あせる


と、

ついついその場にのまれて軽く返答してしまったのです。




その後、

「なんで深く考えずにあんな返しをしたんだろう?」

と後悔したんですが。




あなただったらどう答えているでしょうか?




結構言葉を選ばないといけない、

難しい質問だと思います。




まーその前に、

そのことについて自分で整理しておけば、

良かった話しなんですが。笑





おそらく、


その彼は、

テレビの偏った悲壮感ある報道や、

自分たちのことをわかったふりをして、

良い人ぶって同情してくる人に、

嫌悪感をいだいていたんじゃないかなーと思います。




いわゆるおせっかいですね。




イメージの押し付けともいえます。




あなた達可哀想でしょ?

だからワタシが助けてあげます。


みたいな。





そんな状況だったら、

そりゃー嫌悪感を抱いてしまってもおかしくないですね。





実際の現場のイメージと、


メディアのイメージとは違う。






仏の教えには、


「正しく見よ」


という教えがあります。




やはり正しくモノゴトを見るためには、

偏った情報だけでなく、


実際に現地にいって見てみるというのが、


モノを正しく見るために重要なのかもしれませんね。ニコニコ






※写真は、


現地の瓦礫で作った瓦礫神輿。

町の復興を願い作った神輿でございます。