私はただのプロレスファンです。たまたま理学療法士です。
プロレスが僕ら子供達の憧れのスポーツであった時代。
改めて思います。
プロレスは僕に夢を見るとこを教えてくれました。
Go for broke!
この言葉で、
私が描いた夢を現実にしてくれた人が…マサさんです。
そのマサさんが7月14日に、
お亡くなりになりました。
夜中に訃報の第一報が入り、気持ちの整理もつかないまま、
マサさんと再会した途端、
言葉通り、涙が出なくなるまで泣き尽くしました。
なんでなん、早過ぎる…
悔し過ぎる。
私の子供の頃の夢はプロレスラーになること。
ことごとく挫折した私にとてもステキな夢をくれたのはマサさんで
私の人生はこのためにあったんだ、
1週間後、7月22日。
気持ちも落ち着き、告別式に参加させて頂きました。
奥様にお許しを得て、
マサさんと五輪エンブレム、こんなに似合ってます。
でも、志半ばです。
2020年の東京五輪で聖火ランナーとして本当に走ってもらいた
私もあちこちにアピールしたり、直接電話したりしていました。
それでも2020年にチャンスが来た時に、
まさにこれからでした…
告別式は、著名な選手もたくさん来られていましたが、
私はマサさんの専属トレーナーとして、
そしてプロレスファン代表として、
胸張ってマサさんをお見送りしてきました。
帰り際にはご親族の方の含め、大勢の方とご挨拶ができました。
中でも奥様の少し安堵された表情、最後までお見送りをされたご親族皆さまとの時間が、
マサさんは、皆に笑顔を残してくださいました。
遺影の写真はポストカードになっていて、返礼品で頂きました。
マサさんに対して、
これからも私が伝えた通りにしてくだされば、2020年には必ず
天国で走りながら、そして大好きなトレーニングをしながら、
マサさんの最後はとても穏やかな表情でした。
マサさんと共にした時間や経験は私の中で生き続けています。
絶対に忘れません。
今の私にはマサさんから頂いた、
前に進むエネルギーがあります。
GO FOR BROKE, FOREVER...
マサさん、本当にありがとうございました。