今回の米雇用統計の結果を受けてシカゴ連銀総裁は「素晴らしい」とした上で、政策金利について「このような状況が続けば、来年末までにかなり低くなる公算が大きい」と言っている。

雇用が安定していれば利下げしないということにはならないらしい。

しかし、為替と株式市場市場はどうやらFRBの大幅利下げはないという解釈から、積極的に円キャリートレードを再開しているかのような動きを見せている。

(個人的にはまさかここまで一気に円安が進行するとは思わなかった)

 

【参考】202410月5日の記事

[4日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は4日、この日発表された雇用統計について「素晴らしい」と評価した上で、こうした報告がさらに続けば、米経済が完全雇用と低インフレの状態にあるとの自信が高まるとの見方を示した。ブルームバーグTVとのインタビューで語った。

それでも、グールズビー氏は、雇用市場は幅広い指標から見て冷え込んでおり、インフレ率が連邦準備理事会(FRB)の目標をアンダーシュートする兆候さえあると指摘。今のような状況を今後も維持するよう努める必要があるとの考えを示した。

FRBの政策金利は大半の当局者が最終的な「均衡点」と見なす水準をはるかに上回っており、今後12─18カ月で大幅に引き下げられる必要があると言及した

ヤフー・ファイナンスのインタビューでは「われわれの目標は、インフレ抑制と失業率低下という二重の使命を両立した状態をほぼ現状のまま維持することだ」とし、「それが中銀にとって最も難しい」と述べた。

また、FRBの政策金利は「このような状況が続けば、来年末までにかなり低くなる公算が大きい」との見方を示した。

https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/2Z4CDQSURNNJBLQ4QUWNXHTXMY-2024-10-04/

 

 

 

今回の米雇用統計についての以下の動画では、コメント欄を見ると疑いの目を向けているものが多い。

何らかの形で水増ししているのではないかとか、後で下方修正するのではないかとか、正社員が減ってフリーターが激増しているとか、アルバイトの掛け持ちがカウントされているとか、民間はかなり減っているが政府系は急激に増えている、といった内容が多い。

また、以前から指摘されているように、不法移民が仕事を得てアメリカ生まれのアメリカ人は仕事を失っているという事実もあり、この雇用統計の数字は素直に喜んでいいものではないのだろう。

(以下の動画のコメント欄にもあるように、今回の雇用統計の内容は「民間は45.8万人減、政府系は91.8万人増」となっており、実態としてはアメリカの労働市場はむしろ相当悪化しているのだろう。)

 

・【何が起きている米雇用者数の大きすぎる伸び!】全予想を上回る 失業率も低下

https://www.youtube.com/watch?v=dcr9WAynr9g

 

「どうせ大統領選挙後に下方修正するんでしょ? もはやアメリカの経済指標の信ぴょう性は中国のそれと変わらんわ。」

 

「さすがに今回の雇用統計の数字は疑われても良いのじゃないか。」

 

「またしれっと数ヶ月後数値変えてきたりして」

 

「初め増して。雇用統計ですが 政府機関の増加が91万人ほど増えております。選挙前にデ-タを水増ししたのではないでしょうか?

 

「実際 正社員が失業し、非正規やアルバイトが増えただけですね。」

 「掛け持ち(二つ以上の職を持つ)も含んでいるでしょうね。」

 「農業部門はどの国も分野特性で期間雇用が多いので、2021年から農業部門の雇用者数が爆上げしているのはフリーターが爆増しているのだと感じます。 」

 

「もう、どうやっても偽り! そりゃ嘘がばれたら暴落するよね。」

 

「先ほどの続きですが、民間では45万人減少しております。表面上のデ-タだけではなく深堀してみないと実際の数字は分からないのではないでしょうか?

 

「どないなってるんすか 選挙後まで下駄履かせてるんじゃないですかこれ」

 

「中国と変わりない統計クオリティ。操作されてるかcriteria変更か。」

 

「ハワイのホテルは客室稼働率が低くて、クリーニング業務の人も 毎日仕事がなくて、ダブルワークが必要と言ってます。 レストランも客足が少なくて、満席になることは少ないとのこと。 食料品は高いし、pay check to pay check の人が多そうな感じです。 雇用統計が高いのはこういう影響もあるのでしょうかね。 二桁ミリオンの家は売れてますが、庶民が買える家はもうないという感じです。」

 

「昨夜レバナス一本リーマンさんのライブ観てたらestablishment data を見ながらの雇用の分析では民間は45.8万人減、政府系雇用は91.8万人の増加で選挙前にアメリカ政府の意図を感じてしまいました。 現地の肌感覚では雇用はどうですか?」

 

9月非農業部門内訳 民間45.8万人減少 政府雇用91.8万人増加 8月の政府雇用は2.4万人増だったので、これは異常な数値じゃないでしょうか。政府雇用って実体経済に意味あるんでしょうか。

 

「またやったね! エコノミストの予測の中央値を低く設定して経済にプラスのサプライズを演出する手法 今日も勉強になりました。」

 

「今回の雇用統計は、鵜呑みには出来ないな。信用するとババを引かされる。」

 

「いつも貴重な現地情報に感謝いたします 商業営利報道から政府プロパガンダ広報に変わったメジャー報道機関の情報には注意が必要ですね ・・・ 我が身で感じることを信じましょう」

 

民間が42万人減で公的部門が91万人増 選挙前に数字作ってきた

 

「ほぼほぼ不法移民向けの雇用でしょ。。。」

 

選挙間近とはいえ、民間は悪化しているのに政府雇用(90万)の増え方が異様ですね。あと下方修正が常習化しているので驚くに値しないと思います。

 

「調べると、官庁関係が異常に雇用している。民間はかなり減少しているが、これでは失業率も下がるし雇用もこれなら増える。当面利下げはないでしょう。M2も増え出している。今後再インフレと再利上げがありそう。」

 

「政府扶助を増やした雇用調整・・・・ 雇用統計は迷彩されていると思っています。」

 

「多分盛り盛りですね。 港湾ストが妥結しインフレ抑制の期待がありますが5年で60%の賃上げをバイデンが約束したと見られているので、事態は変わっていないように感じます。」

 

「雇用統計は「速報値」として誤魔化せても、決算は法でがんじがらめになっているので、誤魔化せません。この先の決算次第でしょうね。」

 

「ちょうど選挙やってるので選挙効果の一時的増加ではないか?選挙は両陣営はたくさん人を雇うので… 」

 

「このような指数の発表前、いわゆる途中経過などのリークは起きていないでしょうか?いわゆるズルして前情報を得ている会社や個人。」

 

「民間は駄々下がりだから、ばらまきが終わったらどうなるんでしょうかね」

 

「最新情報の発信ありがとうございます。 雇用統計が伸びているとのことですが、ダブルワークによるかさ上げがどのくらい含まれているのかが気になりますね。高止まりしている物価と在宅勤務によりダブルワークが増えていると聞くので。またハワイで大手ホテルの従業員が賃上げを求めて事前予告無しの無期限ストを決行、というニュースも聞きます。今年2度目のストとか。これって本当に利下げ不要と言えるような状況なの?と感じますね。」

 

「昔はどんなに優秀でもサラリーマンなら一人一社からしか仕事を貰えなかったが、今は業界によっては雇用が柔軟化して大多数の雇用が不安定で、上澄みの優秀層が3人で10人分の雇用を得てるのが実態。 だから現代の複雑な雇用形態を把握した上で時代に合った統計の取り方をしてるのかがミソになりそう」

 

「どうも数字が胡散臭いんよなぁ どこまで鵜呑みにしていいのやら、、、」

 

「政府雇用の下駄外すと、大変不味い数字に見える 民間だけみると大幅マイナス 限界っぽいけど市場は上がっていくのは不思議」

 

「リーマンショック前は雇用統計1桁万人だったこと考えるとまだまだ強そうですよね〜銀行の市場供給量も全然減ってないし物価も順調に下がってるみたいだし2025年も安泰かな♪」

 

今アメリカで募集するだけのゴーストジョブ問題あるから数字が本当かどうかわからない。」

 

「利下げ止まりそうやな。円安や。日本への影響大きいわ。大統領選も混迷やしブラックフライデーくらいまで乱高下しそうやね。」

 

雇用は民間が減った分以上の雇用を政府が雇ってるってデータ分析してライブ配信で分析してる人がいましたね。 そのあたりは大統領選挙終わった後にはっきりしてくるだろうし、クリスマス商戦もあるんだから来年には経済動向がどうなってるのかはっきりしそうですね。 私は少なくとも中国の惨状含め数字だけ暴れまわってるイメージしかないのでリスクヘッジかけながら少額利益出ればいいかで動いてます。 あまり経済にのめりこみすぎずに健康や知識、技術とかの失われない財産の構築にも時間かけたいですしね。」

 

「この港湾ストライキの終結が意味するもの・・労働者側は、雇用側の6年間で50%の賃上げを不服として、70%超の賃上げを要求していたが、結局62%の賃上げで妥結した⇒これはインフレ長期化による実質賃金の低下を示唆している・・・この賃上げは他の業界にも波及し、全米の賃上げ傾向に繋がるだろう;さらに中国製品への関税増加などから、インフレ再燃が予測され、来年あたり、利下げはおろか利上げが必要になるのでは? 」

 

「これ本当ですか?肌感覚では苦しい人ばかりです。」

 

「選挙対策で悪化を隠すために政権が数字をいじることはあると思いますが、サプライズレベルの嘘をつく必要はまったくないので、今回はいじられていない気がします。ただ、ADPと違ってダブルカウントされる指標だと理解しているので、選挙関連のテンポラリーな職が増加している可能性ははある気がします。」

 

「激強雇用統計→利下げ期待剥落→株式市場下落・・・も覚悟してましたが、市場が強かったのは港湾ストライキの終息が追い風になったんですかね?」

 

「大統領選前の「ご祝儀統計」のおかげ(?)で債権系ETFがダダ下がりしたので少し買い増しました。「下方修正」まで続くこのチャンスを生かしたいと思います。」

 

今回の雇用統計、中身は民間が45万人の減少で政府機関が91万人の増加って失業率の改善関係ないじゃん‼️また、インチキですか