以下の動画では日本人youtuberの自宅にとめてあるクルマが犬の襲撃を受けて破壊されたとする内容が投稿されている。

 

・2024年2月15日の動画

 

しかし、犬(大型犬ではない)がそのようなことをやったとは考えにくく、動画を見ても問題の箇所は映っておらず、犬が破壊したという決定的な証拠にはなっていない。

また、その動画ではクルマの近くに数匹の犬が確かに映ってはいるが、尻尾を振りながら鳴き声を上げている場面や、犬がクルマのボディを引っ張ってクルマが揺れているかのように見える場面があるが、本当に犬がやったのかどうかについてはよく分からない。

まさに犬が嚙みついている場面が映っているというわけではなく、ちょうど問題の箇所はカメラの死角になっていて映っていない。

確かにバンパーが引き裂かれた部分に関しては犬が噛んだような痕が付いているが、本当にそんなことができるのかと疑問に思ってしまう。

また、小動物などがクルマの下に逃げ込んだのだとしても、犬がそんなことをする意味もないような気がする。

バンパーだけではなく、フロントグリルも破壊されており、ミッションオイルも穴が開いていて漏れ出ている。

個人的にはこれは人の仕業であるように思え、それを犬のせいにしているように見える。

深読みし過ぎかもしれないが、これはロシア政府による「メッセージ」であり、日本政府がウクライナとロシアとの紛争から手を引かない場合、日本人というだけの理由で標的にするという意味があるのかもしれない。

日本人の裁判官がプーチン大統領に逮捕状を出したり、日本政府がロシアに様々な経済制裁をしたり、ウクライナに一線を超える支援をしていたりするのだから、何が起きてもおかしくない。

(日本人裁判官がロシアの国家元首に逮捕状を出すことで、日本にとってどういう国益があるのか全く不明。)

(日本政府は地対空ミサイルシステム「パトリオット」をアメリカに輸出することを決定したが、それを受けてロシアはウクライナに供与されれば日本は「重大な結果」を負うことになると警告していた。現時点で実際にウクライナに供与されたかは不明。)

能登半島地震についても、元日に数千年に一度の巨大地震が起きるというのが非常に奇妙なことに思え、気掛かりになっている。

ハマスがイスラエルに奇襲攻撃を仕掛けた日もプーチン大統領の誕生日であり、あえてロシアが関わっているということが分かるような日付を選んでいる可能性がある。

ロシア軍がウクライナに侵攻する直前に、ロシアは衛星を破壊する実験を行い、成功しているが、最近になってまたロシアが衛星を破壊するのではないかという話が出ている。

しかもそれはEMPによる攻撃なのではないかと言われているが、EMPなのだとしたら低出力の核兵器だとしても衛星が破壊されるだけで済むとは思えない。

このまま日本が無関係の地域紛争に介入し続けていれば、NATO加盟国ではない日本は第2の弾除けの国にされるのかもしれない。

万が一の有事の際に日米安全保障条約第5条(米国の対日防衛義務)も、どの程度適用されるのかはっきりしない。

 

youtuberの動画より

 

 

 

 


https://www.youtube.com/watch?v=juMovAwm0OM

 

 

 

【参考】2024年2月17日の記事

米下院情報委員会のマイク・ターナー委員長(共和党)は2月14日、X(旧ツイッター)に「本日、下院情報委員会はすべての下院議員に深刻な国家安全保障上の脅威に関する情報を知ることができるようにする。私はジョー・バイデン大統領に対してこの脅威に関するすべての情報について機密解除するよう求めた」と投稿した。

ロシアの宇宙核兵器開発に関する機密情報だ。ホワイトハウス当局者はロシアの重要な情報源を失うと激怒したが、ターナー委員長は米議会、政府、米国の同盟国が脅威に対処するためオープンに議論できるようにするのが目的だと言う。米民放TVネットワーク、ABCは同日「ロシアは核兵器を地球に落とすのではなく、人工衛星に使用する恐れがある」と伝えた。

 

【参考】

衛星破壊実験は、軌道上にある敵国の監視衛星や通信衛星を破壊するものだ。2021年11月にはロシアがミサイルによる衛星破壊実験「DA-ASAT(Direct-Ascent Anti-Satellite)」を実施し、多数のデブリが発生。国際的な避難を浴びた。

 

 

 

・追記

ロイターの記事ではロシアの新宇宙兵器は核弾頭で爆発を起こす兵器ではなく、高出力の核エネルギーで電子回路を無効化する兵器であるようなことが書かれている。

しかしその「核エネルギー」というのは何なのか不明。

まだ配備されていないとのことだが、ロイターの記事では具体的なことには言及しておらず、「ロシアの新たな能力は米国にとって緊急の脅威ではない」と書かれている。

これは現時点では問題視するほどの兵器ではないという意味なのか、それともパニックにならないように配慮しているという意味なのか、どちらなのかよく分からない。

核分裂の際に放出されるエネルギーは、「核分裂片の運動エネルギー、核分裂中性子のエネルギーおよびγ線やβ線のエネルギーなど」と言われているが、核爆発をさせずに「新宇宙兵器」を人工衛星に接近させるということなのだろうか。

 

・原子力委員会 原子力エネルギーhttp://www.aec.go.jp/jicst/NC/sonota/study/aecall/book/pdf/siryou1.pdf

 

・2024年2月16日の記事

米情報機関はロシアが新たな宇宙兵器の開発を進めていると見ているが、専門家の見立てによるとこの兵器は人工衛星を爆破する核弾頭ではなく、核エネルギーを利用して人工衛星に組み込まれた電子装置を無効化するタイプである可能性が高い。

ロシアの宇宙開発計画に詳しい専門家は、ロシアの新兵器は核弾頭ではなく、人工衛星を標的とする、核エネルギーが必要な高出力の装置ではないかと見ている。例えば、衛星の信号を妨害したり、画像センサーを無効化したりする装置などが考えられ、強力な電磁波で特定の軌道にある衛星の全ての電子装置を使えなくする「電磁パルス(EMP)」の可能性もある。

米シンクタンク、軍備管理協会のダリル・キンボール会長は「ロシアが開発しているのは核弾頭を搭載した兵器ではなく、軌道に乗れば電子戦が可能な(中略)核を動力源とするシステムである可能性が高い」と述べた。

米国防情報局(DIA)は2023年の報告書で、ロシアは個々の衛星を標的とする兵器のみならず、「全ての衛星の内部構造に被害を与えうる高出力のシステム」を開発しているようだと指摘した。

 

・2024年2月16日の記事

米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、ロシアが宇宙空間で人工衛星を攻撃する兵器を開発していると指摘。まだ配備されていないとした。

核能力の開発には言及しなかったが、専門家は核弾頭で爆発を起こす装置というより、人工衛星の内部にある電子機器を破壊するための原子力を利用した装置である可能性が高いと分析している。