いつの間にか、第3の核融合発電方式「FRC(磁場反転配位)型プラズマ」というものが登場し、しかも2024年に発電開始というおかしなニュースを見た。(TAE Technologies)
これは「核融合反応で中性子を出さず安全性が高く、簡素な設備で、しかも蒸気タービンを使わずに発電できる革新的な方式である」とのことだが、確かに自分のような素人が見てもこれまでのものとは全く異なる発想であることが分かる。

何より、安全性、簡素な設備、蒸気タービンを使わないというのが非常に魅力的に思える。
こんなものが出てきたのであれば、核融合発電は非常に有望なのかもしれない。

少し前にwikipediaなどで核融合発電についての記事を読んだ時は「これはまだまだ先の話のようだし、またお湯を沸かすための大掛かりな装置」かと思ったが、FRCという装置は素直に凄いと思えた。

 

 

 

マイクロソフトはこの技術に強い関心を示しているらしく、OpenAI創業者サム・アルトマンが出資するHelion Energyと電力売買契約を締結している。(核融合エネルギーの購入契約は、これが世界初の事例)

 

 

 

 

FRC核融合発電のイメージ