貴金属価格が急落しているが、これは次期FRB議長にケビン・ウォーシュ氏が指名される可能性、FRBが金利据え置きを決定したことによるドルの下支え、貴金属が買われ過ぎだった、といったことが理由らしい。(その後、実際にウォーシュ氏が指名された)

また、ゴールドの時価総額がアメリカのM2マネーサプライに占める比率が171%に達していたことも、「極端な水準」であったため、大幅な下落リスクが指摘されていた。

 


https://sekai-kabuka.com/pc-commodity.html

 

 

 

【参考】2026130日の記事

 欧州時間30日朝の金現物相場は4%超下落した。この日発表される見込みの米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に、候補者の中でよりタカ派的な人物が選ばれうるとの臆測が、金相場を押し下げた。それでも金は月間ベースで1982年以来の大幅上昇に向かっている。今月は地政学的・経済的な問題が残る中、安全資産としての金の人気が高かった。

 金現物相場は0716GMT(日本時間午後4時16分)時点で、4.2%安の1オンス=5172.80ドル。一時は5%余り下落した。前日には史上最高値となる5594.82ドルを記録した。

 1月を通じては20%超上伸している。月間ベースで6カ月続伸となる見込み。

 KCMの主任アナリスト、ティム・ウォータラー氏は「よりハト派度合いが低いFRB議長が選ばれる可能性、ドルの反発、買われ過ぎが金の下落につながった」と説明した。

 トランプ米大統領は29日、次期FRB議長を30日に発表する意向を示した。ウォーシュ元FRB理事が指名されるとの見方が強まっている。

 ストーンXの上級アナリスト、マット・シンプソン氏は「ウォーシュ氏が次期FRB議長に選ばれるとの臆測が、アジア取引時間中に金を圧迫した」と述べた。

 ドルは数年ぶり安値水準から回復。FRBが28日に政策金利据え置きを決めたことがドルを支えた。ただドルは週間ベースでは2週続落となる見込み。(ロイター時事)

[時事通信社]

 

 

【参考】2026130日の記事

【ワシントン=高見浩輔】トランプ米大統領は30日、米連邦準備理事会(FRB)の次期議長に元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏を指名すると発表した。追加利下げに前向きな姿勢が評価されたとみられる。一方で過去には金融緩和に消極的な「タカ派」発言も目立った。大幅利下げを求めるトランプ氏の圧力への対応が注目される。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2505T0V21C25A2000000/

 

 

【参考】2026130日の記事

金価格「1980年以来の極端な水準」

著名投資家でアーク・インベストの最高経営責任者(CEO)兼最高投資責任者(CIO)のキャシー・ウッド氏は30日、X(旧ツイッター)で金価格の大幅な下落リスクを警告した。同氏は、金の時価総額が米国のマネーサプライ(M2)に占める比率が当日171%に達し、1980年のインフレ・高金利ピーク時と同水準の史上最高値を記録したことを指摘した。

出典:キャシー・ウッド氏のX投稿

ウッド氏が公開したチャートによると、金のM2比率は過去125年間で3回のみこの水準に達している。1934年の大恐慌期、1980年のインフレ高騰期、そして今回の2026年だ。1980年当時、米国のインフレ率と金利はいずれも10%台半ばまで急騰していたが、現在の経済環境は当時とは大きく異なる。

また、ウッド氏は115日に発表した2026年見通しレポートで、ビットコイン(BTC)は金よりも優れた分散投資手段だと主張している。「ビットコインは、リスク単位当たりでより高いリターンを求める資産運用担当者にとって、今後数年間、優れた分散投資の選択肢となるべきだ」と述べた。

金は史上最高値から反落、BTC2カ月ぶり安値

市場動向を見ると、ウッド氏が警告を発した130日前後、金と仮想通貨は対照的な値動きを見せた。

金価格は129日に一時1オンス当たり5,600ドルを超える史上最高値を記録した後、利益確定売りで5,200ドル前後に反落した。それでも1月は20%超の上昇となり、1980年代以来の最高月間上昇率となる見込みだ。

一方、ビットコインは29日の日中取引で83,383ドルまで急落し、約2カ月ぶりの安値を記録。さらに同日の米国夜間取引では81,000ドルまで下落した。1時間で77,700万ドル超のレバレッジポジションが清算された。

https://coinpost.jp/?p=685159