庭じゃなく庭師に会えぬこと春愁



引っ越しを決めてから
引っ越し先でやるべきこと
連絡するべきことを
ノートに書いていました



まずは転居届
その後は
免許証、保険証等の住所変更



銀行や保険会社カード会社への住所変更
1番手間取ったのがこれ



銀行も、保険会社も対面なんだけど
今頃書類ではなくタブレットでの住所変更



ここのマンションの名前が長いので
銀行員さんの入力が間違ってしまい
一つ前の画面に戻ると
そのままタブレットがフリーズ



保険会社の人も
マンション名の入力ミスで
最初の画面に戻ると、
そのままタブレットがフリーズ



ただの住所変更に
小一時間かかってしまいました



紙にボールペンで書いたら
10分位で終わっていたのに
なんかどっと疲れました



大家さん、お隣さんへの引っ越しそば
車の車庫証明の変更
親戚等への住所変更の挨拶葉書



できた順から棒線で消していきました



で、最後に、たった1つ残っていることが
剪定のお断りを庭師さんに電話することです



剪定はもう少しあとなんですが
そろそろ消毒に来てくれる時期で
「これから伺ってもいいですか?」
と毎年連絡がありますから



そろそろお断りの電話をしないといけないのですが
電話をしてしまうと
もうあの庭師さんに会うことができなくなると思うと
寂しくて‥



あの真っ黒な顔に、銀歯の光る
笑顔の素敵な人



お付き合いは考えてみると、20年以上



まだ学生さんかと思う位若くて、
お父さんと一緒に2人で来てくれていました



木陰に座って、お昼のお弁当を食べる時
庭の木々を笑顔で眺めるその目が
キラキラしていて
失礼かもしれないけど、とてもかわいいのです!



でも、何を聞いても庭のことを何でもよく知っていて
いろんなことを教えてもらいました



あー寂しいな
いつ電話しようかな?



そんな俳句です。




どんな花が咲くのかな?

楽しみ



テンジクアオイ



クンシラン