国内25件登録の世界遺産巡り
2023年1発目の旅は1年半ぶりに
潜伏キリシタン関連遺産巡りへ
2020年1月の大浦天主堂を皮切りに
2021年7月は奈留島･久賀島エリア
そして今回巡る5ヶ所にてコンプリ
(遺産島を遠望で済ます×3ヶ所アリですケド…)
向かうは長崎県上五島＆平戸の2ヶ所
そんなワケで足掛け4年に渡っての
キリシタンシリーズ完結編どーぞっ!
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野崎島の集落跡
まず野崎島集落跡へ来ましたァ!
と、言いたいんですケド…
アクセス難度が高くてねぇ
宿泊設備の乏しい小値賀島で
前泊 or 後泊が必須でござんして
多忙なビジネスマンは中々ねぇ…
ってなワケで島を遠望で拝み
山城巡りで培ったイマジネーション力を
駆使して遺産に触れようってことで
ユーミン福岡ライブを満喫し
博多21:33発特急みどり63号で
佐世保23:18着で前乗り1泊
そして翌朝。。。
佐世保駅からすぐの佐世保港へ
※上五島旅の詳細は[極寒の上五島]参照
今シーズン最強寒波に見舞われ
大陸からの強風が舞う上五島
初上陸の感想は『寒い』以外に無く
有川港近くのトヨタさんで車を拝借し
向かうは約30km離れた津和埼灯台
上五島の最北端部に位置し
ココから目と鼻の先に拝めるのが
野崎島ですよぉ
まさに眼前に佇む無人島に
↓な景観が隠されてる神秘
リタイヤ後にのんびり再訪しようと
果ての離島で一人誓った中年デシタ
2023/12/17(日) 11:45AM
驚愕度 : ★★☆☆☆
遺産度 : ★★☆☆☆
混雑度 : ★☆☆☆☆
満足度 : ★★☆☆☆
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頭ヶ島の集落
津和埼灯台にて野崎島を遠望しまして
上五島の主要観光地を巡り終えまして
締めに訪れた頭ヶ島の集落
最初にビジターセンターを訪れ
「本来予約制だけど客ゼロだから案内してやるよ」
的な流れでガイドさん込み貸切30分。。。
いざ頭ヶ島天主堂へ
おぉ～～～
なんとも厳かな佇まい
教会内は撮影NGにつき
天主堂外観をひたすら撮影
ガイドのお姉さんへ根掘り葉掘り尋ねるも
中年相手にだるそうな顔1つせずに
忌まわしい歴史を語って戴きました
小雪も舞い散る上五島
が、頭ヶ島天主堂到着いなや
雲間から陽が射すスピリチュアル感
たっぷり小1時間堪能しました
2023/12/17(日) 15:00
驚愕度 : ★★★☆☆
遺産度 : ★★★★☆
混雑度 : ★☆☆☆☆
満足度 : ★★★☆☆
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黒島の集落
翌日に訪問しよう思うてた黒島ですケド
本日のゲキ寒っぷりにすっかりヤラれ
車が無い(=暖が取れない)状況で
教会1軒観に行くのが億劫でねぇ、、、
なーんて思うてましたら
上五島･有川～佐世保航路から
全貌拝めたりできるのよねぇ
ま、暖かい季節にリベンジってことで
2023/12/17(日) 18:00頃
驚愕度 : ★☆☆☆☆
遺産度 : ★☆☆☆☆
混雑度 : ★☆☆☆☆
満足度 : ★☆☆☆☆
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春日集落と安満岳
旅は3日目。。。
前日の上五島ほどではないにせよ
今日も東京以上に寒い佐世保の地
師走ですなぁ(￣▽￣)
7時過ぎにようやく夜が明けた
佐世保駅前でレンタカー拝借し
約50km離れた春日集落へ
ビジターセンター"かたりな"で
お爺様ガイドさんより説明を戴き
館内で流れる案内VTRやら
展示資料でも知識を蓄えまして
いざ春日集落へとGo
コチラの見所は
隠れキリシタン関連ってよりも
江戸時代末期からほぼ姿を変えず
海から山間に広がる棚田群
丸尾山から望む眺望は
圧巻の一言っ
わずか40名ほどが暮らす春日集落では
祈りの場である教会堂は存在せず
中江ノ島や安満岳を殉教地として拝みつつ
ひっそり信仰を実践されてたとのこと
他の潜伏キリシタン関連遺産群とは
若干毛色が違うものの
悲惨な歴史があったことに変わりなく
では最後に隠れキリシタンの聖地
中江ノ島を拝みにまいりましょう
2023/12/18(月) 9:35AM
驚愕度 : ★★★★☆
遺産度 : ★★★★☆
混雑度 : ★☆☆☆☆
満足度 : ★★★★☆
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中江ノ島
長崎･天草の潜伏キリシタン関連遺産群
全12ヶ所の大トリは中江ノ島
キリスト教が禁止された17世紀前半に
平戸藩により多くのキリシタンが処刑され
以降聖地として崇められた中江ノ島
当時の潜伏キリシタン達によって
岩から染み出す聖水を採取した
「お水取り」の儀式の地でもあり
重要な位置付けであったらしい
現在は原則立入禁止につき
県道から海上を拝むに過ぎませんケド
その特徴的な島影が悲惨な歴史を
映し出してるようにも思えます。。。
2023/12/17(日) 10:05
驚愕度 : ★☆☆☆☆
遺産度 : ★☆☆☆☆
混雑度 : ★☆☆☆☆
満足度 : ★☆☆☆☆
そんなこんなで足掛け3年に渡って
全12遺産に触れて参りましたけど
その悲惨な歴史を知り学ぶ度に
ホンマにコレ日本で起こったの？
と哀れみ以上に懐疑心が先立つのよねぇ
ガザ地区の惨劇も元を辿れば宗教問題
戦火はまだ収まりそうになく
終わりの見えない日々が続いてます
今日の日本で信仰の自由は当然の権利も
それが当然ではない時代の悲劇
世界遺産登録するのもいかがなモンかと
そんな猜疑心の方が先行した一方で
多くの方に知られ語り継がれる事象かと。。
とにもかくにも重～いテーマですケド
日本人として知識として蓄えるべき
潜伏キリシタン関連遺産群デシタ
認定月日 : 2018年7月
訪問日時 : 2020/1/28～2023/12/18
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