骨好きな保健室の先生(ある意味教育熱心)

 

※この話は過去にブログでアップしてます。

 

 

理科室に置いてある骨格標本は、凄く高いので管理も大変。

保健の先生は出来れば、子供が気軽に骨に触れ色々興味を

持って欲しく、教材に丁度良い分割通販の骨格模型シリー

ズを自費で購入。(デアコスティーニみたいなの)

 

ご主人は少年自然の家に半分住み込み状態で勤務し、月に2

~3度しか帰ってきません。毎週一部の骨模型と説明書が届

き、ある程度溜まったので、旦那が居ないのをこれ幸い!

寝る前に隣の旦那のベットの上で組みはじめ、今まで届いた

骨を組み上げ、「どーせ帰ってこないんだから!」そのまま

ご主人のベットにガイコツを放置し、骨だから寒いかな?

ご主人の布団をかけ先生も就寝。

※ガイコツでリカちゃん人形遊び感覚?

 

そして運が悪い事に、深夜にご主人が想定外に帰宅。

 

薄明りの中、奥さんを起こさぬ様ご主人は静かに寝室に入り、

自分のベットの布団をそっとめくったら・・・・・・

 

※by 楳図かずお

 

寝ぼけながら旦那が帰って来た事は判ってたけど、悲鳴で

完全に目が覚め謝りながらガイコツを移動したそうです。

※ご主人、寛容な方ですねww

 

その後・・・・

 

8割以上完成し客間に専用スタンドで吊るして、残りの

パーツが届くのを待っていたら、ガス器具の修理にきた

業者が客間のドアを開け、やっぱり悲鳴をあげたそうです。

 

 

更にその後・・・・

 

全部の骨が揃いやっと完成したので、自分の勤務する小学校

の保健室に展示したら、子供達は興味津々、恐怖心半分で色

々聞いてくる様になったのですが、この組立骨格模型は少し

接続が甘いパーツが何個もあり、吊るしておくと勝手に骨が

脱落し、出勤したらガイコツの足元に頭蓋骨と何本かの骨が

転がっていた!なんてホラーもあったそうです。

 

 

泊まり込みの警備員さんが居た時代なら、新たな

学校の怪談が出来上がってたろうな・・・(笑