知らなかったとは言え法律違反してました。

 

※バイク整備記録です。興味のない方はスルーどうぞ!

 

 

ブローバイガスとはなんぞや!

ブローバイガスは燃焼過程で燃え残った混合気の事で、クランクケースに

漏れ出したガスは、現在は大気汚染の原因になるため、エアクリーナーに

戻し再燃焼させる事が法律で定められている。車検のあるバイクならこれ

が外してあったり、変な改造をしてあると車検に通りません。

 

 

と言う様な感じで戻ってきた未燃焼混合気は、再燃焼させてます。

 

 

そう言えばエアクリーナーボックスを開けた時に、謎の液体が

、エアクリーナーボックスの底に溜まっていて、何これ?と思い

触ったのですが、オイル混じりのガソリン混合気だったのかも?

 

 

他のバイクブロガーさんで、アクロスとほぼ同じエンジンを搭載した

バンディッドオーナーブログに、「油分を多く含んだブローバイ

ガスがエアーエレメントの汚れを加速させる」とも書いてありました。

確かにエアクリーナーボックス上部から、オイルを含んだ霧状の混

合気を吸い込むのですから、エアフィルターもオイル汚れが加速し

正常な量の空気が吸えなくなり、燃料が濃いめの点火状態になり

やすいのかもしれません。実際に私のアクロスは燃料濃い状態気味。

バンディッドでブローバックガスの事を書いてある記事

 

 

エアクリーナーボックスには2ヶ所ののホース接続口があり、

上の部分はガスの入り口。下の部分はドレンホースが接続

してあります。ドレンホースの先はフタがしてあり、エアクリー

ナーボックスに戻ってきた、混合気中のオイルや水分などを

一時的に貯めておく場所となります。底部は外せる構造で

すが、よほどの事が無い限り外す必要はないでしょう。

 

ところが・・・このドレンホースがいつのまにやら抜けてました。

 

 

なのでエアクリーナーボックスに戻ってきた、オイルを含んだ

混合気はボックスの下から、大気に放出されエンジン後部

の上でバラまかれていました。

 

 

ストロボを焚いて撮影すると、どれだけ油まみれになったか良く

判るかと!最初はエンジン後部にかなり酷い油汚れを発見し

ついにこのエンジンも分解してパッキン類を交換しないとダメ

かと愕然としました。私が思うにアクロス系のこのドレンホース

すっぽ抜けは結構ある話なのかもしれません。

 

 
上の動画の12分50秒くらいから、「エンジン後部及びリヤサス
が滅茶苦茶汚い!」と言っていたので、過去にドレンホースが
抜けて私と同じ状況になったのかもしれません。
 
 
とりあえずドレンホースは新品に交換。底の部分は密封されて
いますが、本当は定期的に中に溜まったオイルなどを捨てた方
が良いのかもしれません。
 
 
エンジン後部はパーツクリーナーとウェスを使って必死で
掃除して、油汚れは全部落としました。これでまた油がに
じんでくるなら本当にどこかパッキンが劣化している証拠。
 
 
ついでにブローバイガスを戻すホースも新品交換。
純正部品が手に入りましたが、人によっては水道
ホースとかでも代用できるとか?耐油ホースを使
った方が良いのかな?
 
その後500kmくらい走ってみましたが、特にエン
ジン後部に油のシミなど出来ていないので、単なる
ホースが外れていただけかもしれません。