学校で使うフットライトも最近はLED化しています。

 

昔は60Wの裸電球が12個つながったフットライトが主流でした。(今でも)

但し、最近は急激にLED化が進みこんな舞台照明装置もLEDの物が増え

つつあります。

 

LEDフットライトのメリットは

・よほどアホな事をしない限り、過電流による発火の心配がない。

・電球が熱くないので、児童が触ってやけどをする心配がない。

・1つの発光体で色んな色で発光させる事が出来る。

・専用コントローラーの操作でフラッシャーやストロボなどが出来る

 

デメリットは

・専用のコントローラーが必要

・配線とコントローラーをつなぐ長い配線が必要

・単なるON/OFF操作だけでもコントローラーが必要

・無駄にハイスペックなので、コストパフォーマンスが悪い。

・設置&操作する人間が不慣れで操作ミスが多い。

 

などかな?使いこなせれば良いのですが、学校の先生はイベント

屋ではありませんし、とても多忙でおまけに1年間で数日しか触り

ません。しかもせっかく操作を習得しても数年経つと人事移動し

てしまいます。(引継ぎを完璧にやるのは無理)

 

と言う事で、シンプルで安くフットライトを作る事にしました。

 

 

ホームセンターで買ってきたコの字型の金属バー

 

 

20cmづつ切って土台にします。

 

 

角の面取りをしてボルトでガッチリ固定。

 

 

中華製のLED投光器 電球100W相当です。一体原価は

幾らなんだろう?と思う様な値段です。

 

 

ボルトの穴が小さいのでドリルを使って穴を広げます。

 

 

こんな感じで1つのバーに5台の投光器を固定。

 

 

配線を通しハンダ付け。この後は自己融着テープで絶縁処理。

 

 

ハンダ付けと絶縁が終わった電線はインシュロックでしっかり固定。

 

 

土台の部分は、金属むき出しなのでクッション材をいれ接着。

 

 

同じ物2台完成。角度などは微調整が可能。

 

 

2台は簡単に接続できるようにつくってあります。テスト点灯準備中。

電源スイッチは中間スイッチ付きの延長コードでON/OFFします。

 

 

スイッチON!

 

 

思ったより明るくて良かった。過去にこれ以上明るい物を作った事が

あったのですが、明るすぎて白とびし生徒が目を開けられないくらい

になったので、これくらいが丁度良いのかも?

 

価格は内緒ですが、シンプルに作ったので比較的安くできました。

小学校などで使う、単機能フットライトとしては十分な役割を果たし

先生がとても喜んでいました。

 

一つ懸念は、中華製LEDライトの耐久性かな~?1年間で一週間

程度しか使わないのですが、せめて10年くらいは使えてほしい。