5月の末、決行の日がやってきた。
神戸線内で鉄友と合体、三ノ宮で姫路行き新快速に乗り換え、西に向かう。
人多いなぁ。
コロナ中にガラガラに慣れてしまっている。
とはいえ、明石の橋も見えてきたし、そろそろShall we 。
姫路着。
麦酒を握ったまま播州赤穂行きに乗り換える。
相生から山陽本線に乗る方が確実なんやけど、今回の目的の1つは、赤穂線を回って岡山に抜けることやからね。
播州赤穂着。
乗り継ぎ時間が30分ほどある。
既に入線していた岡山行きに荷物を放り込んで、途中下車。
ほんまはこんなんしたらあかん
前回出雲で入線した「サンライズ」を見物するのに血道をあげていたら、荷物だけ行ってしまいそうになったやんか。
何度かピザを食べに来たことがある播州赤穂、こんな駅やったっけ?
持参の飲料はほぼ飲み尽くしたから、コンビニで麦酒とアテを補充。
次なる闘いに向け態勢を整える。
荷物さん、留守番お疲れさん。
こちらはさすがに空いている赤穂線に乗車。
見え隠れする海を眺めながら、
もちろん片手に岡山に向かう。
ここは未踏の区間、帰ったら鉄道地図を塗れるね。
乗り換え路線がカ錯綜する、カオスな岡山駅に到着。
乗り継ぎ時間20分、次の乗車ホームを確認してから「おみやげ街道」に走る。
駅弁の価格に物価の上昇を実感しつつ、もちろんロング缶も購入。
暑い時期は、冷えたビールをこまめに調達しましょう
ルートは山陽本線に戻り、糸崎行きに乗車。
もちろんwith beerで尾道に向かう。
電車で尾道で下車するのは、初めてかも知れぬ。
尾道からは、この日のスペシャル。
観光列車「 et SETO ra」に乗るねん。
コロナ禍の真最中にデビューした少し気の毒な生い立ち。
普通の快速(?)やけどグリーン車。
多島美と言われる車窓の風景を楽しみながら、
駅弁喰って、呑んで、バーカウンターで販売しているもいただこう。
期待大やってんけど、残念ながらの曇り空で何だか映えない。
「青空やったらなぁ」
「ゼータクを言ってはいけない。どひゃ降りの伊予灘ものがたりと比べてみぃ。」
天候が冴えないと、写真は義理みたいに撮った1枚しかなかった。
列車は呉線をゆ~っくり走って、広島に到着。
普通に買った乗車券はここが終着点。
有人改札で使用済みのハンコを押してもらって記念品とする。
さあ、駅近の宿にチェックインして、呑み屋を求めて出掛けよう。
まだまだ呑みますのよ、1日目の肝臓は元気やも~ん。