パンを買うならフランスパンが好きやなぁ。

某パン屋の、ボソっと愛想のない感触の、

北海道産小麦のヤツが特に好きやねんけど、

毎回それを買えるとは限らない。

 

フランスパンを1本まるごと買うと、

チョイとしたお仕事が発生する。

 

ああ、面倒くさあせる

まずは「計量」する。

総重量により、いくつに切るかを熟考する。

フランスパンは1切れ40gが目安。

(しっとり系の食パンの場合は、45g)

今日のは238gやから、6つに切ろう。

 

フランスパンは歪やから、均等に切るのが難しい。

計算上、奇数に切らねばならん時は更に難しい。

結局のところ太さはあんまり関係ないみたいで、

長さで切ればほぼ同じ重量やねんけど、

目分量では上手くいかないことが多い。

包丁の柄の長さとか、時には物差しまで持ってきて測る。

 

切り方にもヘンコなこだわりがあって、

6つにするなら、長さを3つに切ってから縦に割る。

冷凍保存やから、解凍する時に表面積が多い方がええねん。

 

3つに切ったら、それぞれを計量する。

ほぼ均等に切れていたら、フフフと嬉しい。

5g以上の誤差があったら、地味に凹む。

そして今度は慎重に縦に割る。

また計量して、フフフか、凹むか、する。

重い順に並べ、本日と明日食するモノを選ぶ。

残りはくっつかないように互い違いに並べて冷凍する。

 

プータロー歴2年半、少し上手になってきたで。

パンの切り方に執着する時間は、充分にあるもんね。