なかなか成果も出ないし、雰囲気が悪くなるし、時には喧嘩することも。とにかくアカペラが上手くなりたいと。
その結果、とにかくいい声を正確な音程で、美しく。そして、萎縮してカッコつけたバンドになった。
この道はおすばんにとって必要なものだった。ここをおろそかにしては歌はなりたたない。この道で嫌という程頭にこびりついた。自分たちに足りないことは。
こっからが本当のおすばんを発揮する時。弱さを知った者ほど強いものはない。
おすばんの凄さはなんだったか。これまでたくさんの褒め言葉をもらってきた。
ネプチューン「気持ちいいよー」
城田優「これが音楽だと思います。」
ハモネプ出場バンド「俺たちもこんなアカペラがしたい」
ラグフェア「最初の1音でズバーんときた。」
「音は多少外れても」いいじゃないか。それを、自覚してもがき続けるなら。でも音に不安があることをお客さんの前でそれを出してはいけない。お客さんはそんなの関係ない。
そして、目の前のお客さんはそんなおすばんに魅力を感じない。
また長い道のりになるが、また、おすばんしかもらえない褒め言葉をもらおう。
ちなみに、今日は私の誕生日だがメンバー誰からも連絡がない。これからの道のりは多少さみしいものになるかもしれない。