これができると安定した、響きのある声が出る。これができればカラオケで90点以上は余裕で出ると思う。鍛え方はランニング一択。ただ、姿勢が悪いと肩、腕に力が入るため効果は薄い。まずは肩甲骨をストレッチで柔らかくして、肩甲骨を後ろに引き寄せ、肩の力を抜くイメージで走ると良い。肩の力が全く入っていない状態で走るのがベスト。これが、歌う時の理想、上半身の力が抜け、腹式呼吸が出来てる状態。
ただし、これだと声がとってもよく出る人で終わる。おそらくこれだけできる人は、音域は広いけど、高い音ほど大声を出してる人が大半だと思うか。
これ何がダメって、表現力が全くないこと。「切ない」「悲しみ」とかが出せない。おそらく、「情熱」「元気」とかだけしか表現できない。まぁ若いうちはこれでも良さそうだねぇ。
じゃあ、何が原因かというと響く代わりに息が大量に出てしまうこと。息が大量だと、大声になってしまう。といって腹式呼吸を弱めると響きがなくなってただの弱々しい声になる。
響きが保ったまま、息をコントロールしたい。
そこで胸式呼吸の登場。
胸式は見慣れない人も多いかもしれないが、結構前からある言葉。でもあまり理論はできてないっぽい。胸式は響きの助けにはならないが、息をコントロールしやすく、少ない息でも安定して伸ばせることが特徴。高い声は息が基本的に少なくていいので、高い声に向いている。
ちなみに、女性は胸式が強い人が多い。長距離走の後に、男はてを膝に置いて下を向きはぁはぁする一方、女性は腰に手を当てて上を向いてはぁはぁする人が多いことからもわかる。
胸式はイメージが難しいけど、「横隔膜」がポイント。横隔膜が上に押し上げられるように息がはけるとベスト。また、できているかのチェックとして、犬が暑い時に舌をだして「はっ、はっ」とやるのを真似して見てほしい。しっかり横隔膜が連動してできていれば正解に近い。
最終的にはこの二つが連動して、ここは力強く腹式優先とか、切ない感じで胸式で優先、コーラスでリードを引き立たせたいから胸式、腹式バランスよくとなる。
実際歌うときは、そんな意識はしないけど、発声練習のときはそれぞれ意識して常にバランスよく保っておくと毎回良いパフォーマンスができる。イチローは毎朝、自分のすべての筋肉を動かして、その日の体調を確かめバランスを整えているそうだ。
実際に各人が実行する際は、まず自分がどちらが優先かを確かめてほしい。自分は昔から女性曲ばかり歌っていたため胸式よりで、声がか細くなりがちで安定感がなかった。そのため、ランニングを毎朝して、腹式の感覚を思い出させるようにしている。でも、やりすぎて今度は声が重くなりすぎたりするので胸式を意識して見たり。。とにかくバランスを整えるのが大事。
最後に、こんな色々いったけど、発声はもっといろんな要素があります。とにかく正解はどの音域も一定の声量で響きがあり、気持ちのいいだし方ができれば正解だと思います。
なんか誰に向けた記事かわからなくなってしまいましたが、歌歌ってる人は参考にして見てね^ ^
日々勉強!