🐨コアラです。


 🐨の勤務する不動産会社が運営するコンビニに車が突っ込みました。
 というか、車に乗ったまま来店しました。ワンボックスカーが綺麗に入口から奥側のレジカウンターまで入っていました。
 そのコンビニ、片側3車線の道路に面してはいますが3車線道路との交差点の角ではなく角地の建物との間に農業用水路を暗渠にした道路があり、交差点に近い為に分離帯に切れ目はありません。
 しかも通学路の為に充分な広さの歩道もあるし街路樹もあるんです。

「どうして?どうやって?」
起こり得るとは考えられない事故。駐車場には車止めを設置したのですが入口には設置出来ません。事故見分の警察官も頭を抱えていました。幸いな事に従業員にも人的損害はなく、お客様もいなかった。

 🐨が病院から帰った時、警察官の事故見分が終わろうとしていた時でした。ワンボックスカーが見事にドライブスルーよろしく店の奥まですっぽりと。
 加害車両の任意保険を確認すると保険会社は🐨の古巣の保険会社(合併前の中核会社だが)対物保険は幸いな事に『無制限』。
 コンビニって結構店頭在庫があるんです。コピー機もカラーコピー機だしATMもあるしレジ周りは機械だらけだしアイスクリームの冷凍庫だって。
 コンビニに車が突っ込む事故が頻発しています。車両価格も上がり対物保険『無制限』でなければ賠償出来ません。
 入口からレジカウンターやコピー機壊せば全損。店舗内在庫のほぼ『廃棄処分』となり、数百万円。最短2ヶ月の休業損害補償で数百万円。合わせて大台近いんです。
 
 『廃棄処分』はどうするか?
 バックヤードの梱包未開封品は本部返品しますが事故により汚損したものは『燃えるゴミ』として処分します。休業期間を計算して『賞味期限』『消費期限』の関係で『廃棄処分』するものは人間の身体で『廃棄処分』します。『消費期限』3ヶ月を切ったものは売れません。
「なるべく販売して・・・」
と保険会社は言いますますが、
「Why?」
なんですよ、何も被害者が労力を使って保険金を減額する必要なんかありません。

「『産業廃棄物』の廃棄にご協力頂けませんか?」
 無料分配ではありません。『産業廃棄物』の廃棄には費用が掛かります。その廃棄を手伝って頂くわけで・・・。
 弁当、おむすび、アイスクリーム、サラダ・・。
協力頂ける方は結構多く・・・。

 🐨は管理部門の責任者として保存する商品の仕分け作業。
 以前はセンター発行だったが今では店頭にAmazonや音楽関係のギフトカードが盗難防止の為にレジカウンター近くに置かれている。破損したAmazonのギフトカード、証拠の写真を撮影し『廃棄処分』。汚れたギフトカードは販売出来ない。だがAmazonのギフトカードは裏のギフト券番号が読み取れれば良いだけなのです。

 こういう時に
「廃業した飲食店から業務用冷凍庫を購入しておいて良かった」
とつくづく思います。何しろバックヤードのハーゲンダッツも梱包のまま持ち帰り出来ますから。
 
(汚損Amazonギフトカード、登録終わりました)