こんにちは、ブルーです。
今回は先日行われた
“WTS研修会中伝5”について書いていきたいと思います。
今回は特に新しい治療法である“呪縛”に対する治療を
中心に座学や実技が行われました。
これは内容を聞けば聞くほど、
更に今までの臨床経験を思い出せば思い出すほどに
多くの方が受けている問題であると感じます。
小さい頃から親や先生、メディア、周りの環境など
様々な影響を受けて人は育っていきますが、
特に日本ではガラパゴス化やコンフォーミズムという
言葉にあるように、画一的な観念であったり常識が
形成されがちとなっています。
更には例えば、日本人は特に医者をお医者“様”と
崇拝する傾向にあり、医者の言うことは絶対であり、
従わなくてはいけないものとどうしても
思ってしまう方が多いように感じます。
確かに良くしていくのが難しい症例と言うのも
多くありますが、医者から~と言われたから、
そして病院では周りを見渡せば同じように
苦しむ人が多いため、意識的には否定したくても
潜在的に良くならないことに対して仕方ないと
縛られてしまっているかもしれません。
セラピストの腕の良し悪しはさておき、
そういったことが良くなっていくことに対して
障害となってしまっていて、いかにそれを
断ち切ることが出来るかが、良くしていく以前の
必須条件であるなと今回の呪縛という
お話を聞いていて感じました。
実際に院長先生の臨床においても、
まずこの治療を行うだけで花粉症による問題、
痛み、しびれなど広範囲に渡って効果が出ています。
なぜあれやこれやと治療をしているのに
良くならないのだろうか?と思う場合は
もしかしましたら、解剖生理学的な問題や
今現在抱えている悩みなど、
それら以前の問題かもしれません。
この呪縛を解き放つこと、これはほとんどの方
にとって重要な考えであり、必要な治療かと
感じますので、僕自身を含めて是非とも
多くのWTS会員の先生方にも身に付けて
頂けたら、更により良い治療効果が得られる
ことと思います。
以上、ブルーでした。