いよいよh8writeを使用してフラッシュROMへの書き込みです。

ここで懸念すべきはUSBシリアル・アダプタが正常に使えるかです。
シリアル・コネクタのあるPCを1台用意するべきと紹介されているくらい。
書き込めるか不安です。

①マイコンボード上のディップスイッチを書き込みモードに変更
マイコンボード上に4連のハードのスイッチがありディップスイッチと呼んでいるようです。
以下のように設定。
1 ON
2 ON
3 OFF
4 ON

②make write
フラッシュROMへの書き込みで以下のコマンドを実施するに相当。
h8write -3069 -f20 kzload.mot Com4
結論、問題なく書き込めました。

③TeraTerm用意
今回作成した「Hello World」は文字列をシリアル出力するので、動作の確認にはシリアル・ポートでの入出力を行う端末エミュレータが必要です。TeraTermをCom4で立ち上げました。

④マイコンボード上のディップスイッチをブートモードに変更
ディップスイッチを以下のように設定。
1 ON
2 OFF
3 ON
4 OFF

⑤マイコンボード上のリセットボタン押下
無事TeraTermに文字列が出ました。


$OS自作してみる。-h8write