トラットリア・オッティモのパスタ
札幌市手稲区星置にあるイタリア・トスカーナ料理の「トラットリア・オッティモ」で、衝撃のパスタを食べました。
その名も「あんこうクリームソース マルタリアーティ」(1,980円)。
この「あんこうクリームソース マルタリアーティ」は大きく3つの驚きがありました。
Pasta "Monkfish Maltagliati (Poorly cut)" of cream sauce with monkfish from Zenibako in Otaru, Hokkaido
1. アンコウ
アンコウは、星置からほど近い小樽市銭函(ぜにばこ)で獲れたそう。
かなり大きなアンコウを一尾丸ごとさばいたそうです。
歯ごたえよくプリっとした食感のアンコウは、魚とは思えないような肉質。
鶏肉の一歩手前のようなアンコウの食感は初めての体験です。
大抵、火を通し過ぎて固くなったりパサついたりすることが多い気がしますが、やわらかくプリっと、そしてしっとり感もあるアンコウ!
2. マルタリアーティ
Handmade pasta Maltagliati of "trattoria ottimo" that is chewy and tender
「マルタリアーティ」は、不揃いにカットされたパスタだそう。
もともと、タリアテッレなどをカットした際に出たパスタの端っこを適当に切ったもので、不揃いな麺。
トラットリア・オッティモのパスタは、すべて手打ち。
絶妙な厚みに手打ちされたパスタは、もちっとしながらなぜか軽やかです。
このため、こんなに太いマルタリアーティは、むしろ適度に食べ応えがある食感かつ厚み(薄さ)がスープに絡んで美味しい!
3. クリームスープ
Cream soup of Monkfish broth stewed with red wine fo the Monkfiwth Maltagliati
最大のおいしさは、このクリームスープ!
アンコウのダシを最大限に生かした最上級の旨味スープです。
なんでも、丸ごとのアンコウを赤ワインと煮て作ったスープだそう。
ひと口食べるや否や、あまりの美味しさに目が丸くなり、次の瞬間、パンをオーダーしました。
もちろん、一滴も残さずスープを食べ尽くすためです!
まさかアンコウがこんな風にパスタ、しかもクリームスープで食べられるなんて。
実はお店には、自家製生ハムやソーセージが並んでいるのですが、すべてシェフの手作りです。
その時々の旬な食材を使って、イタリアの中でもフィレンツェなどがあるトスカーナ地方の料理を食べられる「トラットリア・オッティモ」は、北海道産の食材を余すところなく、料理に変身させているとても丁寧な仕事の隠れ家的なレストランです。
おいしいトスカーナ料理、絶品手打ちパスタを食べたい場合は、ぜひ予約をして「トラットリア・オッティモ」に行ってみてください。
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