Tea time with Taiwan Tea at "BUND CAFE” in Sapporo, Hokkaido

 

密かに台湾茶が好きです。

密かにする必要は全くないのですが、久しく飲んでおらず、久しぶりに正統派(?)、台湾茶の茶器フルセットで味わった台湾茶です。

 

今回は、「東方美人」に「バラ茶」(玫瑰花)を入れて薫り高くティータイムを楽しみました。

 

「東方美人」は、台湾茶のなかでも最もよく知られる人気のお茶で、19世紀に英国のヴィクトリア女王が献上されたアジアのお茶に感動し「アジアンビューティー」と名付けたそう。

 

久しぶりに台湾茶を飲んでいたら、その昔、台湾茶に詳しい友人からいろいろ教わったことを思い出してきました。

 

いわゆる条件反射(情景反射とも言いたい感じ)とでもいいましょうか。

 

お茶の種類はもちろん、淹れ方によっても体に促す作用が異なるなど、有難かったり不思議だったりする台湾茶で、そういえば、体調が改善したこともありました。

 

冷え性だった若かりし頃、プーアール茶を飲んでいるうちに、冷え性が改善しました(そのほかに食べ物や生活習慣など変わったことがなかったので、プーアール茶のおかげだと思っている)。

 

台湾茶の茶器一式で楽しむと、写真の蓋碗(がいわん)で茶葉を蒸らしたあと、お茶を茶海(ちゃかい)に注ぎ、それから聞香杯(もんこうはい)にお茶を入れ、さらに聞香杯から茶杯に注いで茶杯からいただきます。

 

このとき、茶杯からいただく前に、まず空になった聞香杯を手に取って、香りを楽しみます。

 

まさに香を聞く杯です。

 

東方美人だけでもよい香りですが、バラ茶(ハマナス)の香りはローズそのもので、より華やかな香りを楽しめます。

 

ちなみにバラ茶は、ビタミンCが豊富です。

 

ゆっくりと台湾茶を味わっていると、普段にはない動きや作法で、脳までもがリフレッシュ。

香りや味とともにリラックスタイムになりました。

 

それにしても、すっかり忘れていた茶器の名前まで思い出しました。

懐かしく、また、新鮮な感覚を呼び起こしてくれたBUND CAFEでのティータイムです。

 

BUND CAFE
所在地:札幌市中央区南1条西5-6-3 CUTEビル6階
TEL: 011-232-0880
営業時間: 12:00~20:00(日曜は19:00まで)
定休日:水曜(月に1度不定休有り)
アクセス:地下鉄大通駅3番出口より徒歩3分
Instagram:bundcafe

 

 

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