Black tailed gull by the Shobuike Pond in Nakajima Park, Sapporo

 

札幌の中心部にある中島公園は、都会の真ん中にありながら、緑豊かな公園です。

春にはサクラ、夏には花壇の色とりどりの花、秋にはイチョウの黄葉など、四季折々の光景を楽しめます。

 

その中で、緑が多いだけではなく、野鳥にもすぐに会えるのが中島公園です。

 

写真(↑)は、近年(ここ20年くらい?)、札幌の街中上空でよく見かけるようになったウミネコ。

札幌駅近くの赤れんが庁舎の池にも時折出没しています。

 

Mallard duck family at Shobuike Pond of Nakajima Park in early July

 

そして何より、この季節に楽しみなのは、マガモの親子!

まだ小さな子ガモたちが、よちよち池の岸辺を歩いたり、母カモのあとを付いて菖蒲池を泳いだり、とにかくカワイイのです。

 

Dangerous crow that is always seeking something good to eat, especially foods human are eating in Nakajima Park

 

子ガモのかわいらしさに心が寛容になり(?)、カラスまでかわいらしく思えて写真を撮ってしまいましたが、こちらのカラス(おそらく札幌のカラス全般)は、常に私たち人間が食べているおいしそうなものを狙っているとても危険な存在です。

 

7月にもなると、とても気持ちがよい気候のなか、のんびりとした雰囲気の中島公園でピクニックを楽しみたくなるのですが、サンドイッチはもちろん容器に入ったお弁当などでも、うっかりと手を離してどこかに置こうものなら、一瞬のスキを狙って、カラスがさらっていってしまいます。

 

というわけで、カモメや子ガモを見て心優しい気持ちになると同時に若干気持ちが緩みがちになると思いますが、手に食べ物を持っている場合は、くれぐれもカラスに気を付けてください。

 

カモメや子ガモに会えるということを書きたかったのですが、いつの間にかカラスに気を付けて、という分になっていました。

恐るべし、カラス…。

 

 

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