Sparrow at Sapporo
11月も下旬になると、さすがにかなり寒く感じてきます。
しかも今シーズンは、雪が早めに積もってしまい、「またすぐにとけるはず」と高をくくっていたら、まったくとけていません!
寒い、寒いと思いながら歩いていると、何やら空き地からせわしなく何かが動き回る音がします。
音がする方に目を向けると、無数のスズメ!
ひと昔(?)前(2005年頃)、北海道各地、特に旭川で顕著だったと思いますが、スズメの大量死が報告され、その後スズメの数が減少、札幌でもスズメを見かけることがあまりなくなったことがありました。
釧路に住んでいた頃も、自然が多い釧路は札幌よりスズメが多くいる気がしたものの、やはり釧路でもあまりスズメを見かけませんでした。
毎朝お米をあげて餌付けをしているご近所さんで数羽みかける程度です。
その原因は、専門家が調査をして解明しようとするほど深刻な状況でした。
その頃から、それまではめずらしい野鳥ではないスズメ、いえ、もはや野鳥としても見ておらず、あまりに日常的な”スズメ"というジャンルでしか認識していなかったスズメにも愛着を感じるようになりました。
このため、スズメがたくさんいる光景を目にすると、毎回「スズメの個体数、回復したんだ!」と思い、嬉しくなります。
そして正面を向いたスズメは、まるでシマエナガ?!と思うようなキュートさ。
一層、愛着を感じます。
WetlandHokkaido