Platanus with snow at Sapporo, Hokkaido
冬の葉が落ちた木が好きです。
枝ぶりのバランスの良さを見るのが心地よく、つい、後から見ると似たり寄ったりにも思える木の写真ばかり撮ってしまいます。
この写真もその1枚。
何を撮りたかったかというと、朝日に照らされ、ピカピカするプラタナスの枝や実に積もった雪です。
煌めきがうまく表現できていないのですが、朝まだ暗いうちに雪が積もり、明るくなるにつれて雪雲がなくなり、朝日が差す青空になった早い時刻に見られる光景です。
気温が低いながらも、日光が当たると枝の雪はあっという間にとけてしまうので、青空を背景に枝が溶けかけた雪できらめく景色に出逢えるチャンスは、そう多くはありません。
今シーズンは、札幌でしばしば見かける街路樹、ナナカマドの実が早々に野鳥が食べ尽くしてしまい、木の実に雪が積もる光景をあまり目にすることがありませんでした。
そんな感激の想いもこの1枚に込めました。
その美しさを再現できていませんが。
WetlandHokkaido