Trees in the garden of "Chaplin's World" in Vevey, Switzerland
スイスのヴヴェイにある「チャップリンワールド」で、その庭に出てみました。
「チャップリンワールド」は、喜劇王、"チャーリー・チャップリン"が晩年に住んでいた家を博物館として一般に公開している施設です。
チャップリンについては、その映画の内容の範囲でしか知らなかったので、晩年、スイスに住んでいたことも初めて知りました。
歴史をさかのぼれば、チャップリンが作る映画で、反戦や資本主義に懐疑的な姿勢を表現したとして、共産主義や反アメリカ的との汚名を着せられ、ロンドンで開催された新作のワールドプレミアに出席するため国外に出た際に追放されたそう。
その後、20年経って米国アカデミー賞で名誉賞を受賞した際にようやくアメリカの地を踏んだそうですが、その間、失意のなかでこの庭の木を眺めていたかもしれない、と想像すると、とても感慨深いものがあります。
チャップリンが映画の中で見せる憂いの表情が何度も思い浮かびました。
【Chaplin’s World】
URL: https://www.chaplinsworld.com
WetlandHokkaido
