2022年は5月28日と29日に札幌・川下公園を会場とした「ライラックまつり」が開催されました。
大通公園を会場にしたライラックまつりは、5月18日~29日までの12日間。
どちらも3年ぶりに会場でライラックを鑑賞したり、イベントを実施したり、売店の出店があるライラックまつりでした。
フードブースが立ち並ぶ従来のかたちからは、少し縮小されましたが、大通公園会場では、お天気に恵まれた日も多く、久しぶりのライラックまつりの賑わいが少し戻ったようです。
Lilacs Forest at Kawashimo Park, Sapporo
川島公園のライラックまつり、というより、200種類ものライラックが植えられている川島公園の「ライラックの森」は、圧巻です。
あまり詳しくは知りませんでしたが、これほどの種類があることも、また、ライラックにどのようが種類があるかも、断片的に知っていたような気になっていましたが、ずらりと並ぶライラックの森のライラックを見ると、その多様性に驚きます。
森というにふさわしい数のライラック。
特に印象的だったのは、白いライラックです。
French lilac, Mme. Lemoine
写真は八重のフレンチライラック「マダム・ルモアン」。
ほとんどの木にネームプレートがついており、どこから持ち込まれたのかも書いてあります。
普段、白よりもグラデーションが楽しめるパープルやピンクのライラックに目を引かれていましたが、ここへ来て、まばゆいばかりの白いライラックの美しさに気づきました。
ライラックまつりは終了し、多くの一重ライラックは見頃を終えましたが、川下公園のライラックの森には、遅咲きのライラックもあり、種類によっては、なんと7月上旬まで楽しめるライラックもあるとのこと。
写真は"ブレストンライラック"という種類で、多くの満開のライラックの合間で、まだつぼみのままでした。
Japanese Plum soft serve
川下公園にある「リラックスプラザ」には、温水プール(有料)や屋内公園施設やレストラン「リラパーク」があります。
リラパークのメニューには軽食やドリンク、ソフトクリームがありますが、平岡公園の梅まつりが終わった時期、数量限定ですが、人気の「梅ソフトクリーム」(400円)をこちらの屋外売店で販売しています。
Lucky lilac with five petals
最後に、写真を撮っているとライラック鑑賞に訪れていた方から声をかけられ、おしえてもらった"ラッキー・ライラック"。
通常、花びら4枚のライラックですが、木によっては稀に5枚・6枚のライラックがあり、花びらが多いライラックをラッキー・ライラックと呼ぶそうです。
探してみると、ラッキーライラックのツインズ。
目が慣れてくると結構見つけられます。
wetlandhokkaido