2013年3月24日の春場所千秋楽、横綱白鵬関が24度目の優勝を15戦全勝で達成!

おめでとうございます!!

 

おそらく、角界の話題は初めてとりあげます。

実は、白鵬関、2010年6月より北海道滝川市の観光大使を務めています。

 

 

 

WetlandHokkaidoのブログ

 

 

これは、2012年6月に「滝川市観光大使」として、滝川の特産品ピーアールのため、

札幌駅前から大通公園までの「チカホ」(地下歩行空間)に訪れた際の写真です。


 

北海道滝川市と白鵬関のつながりは、意外にも思えますが、理由を聞いて納得。

 

滝川市では、滝川市の特産品のひとつ、「菜の花(菜種)栽培」の技術をモンゴルで指導してきたそうです。

 

また、滝川市には北海道でもっとも有名なジンギスカン店「松尾ジンギスカン」の本社があります。

羊肉を食べるモンゴルと「羊つながり」とでも、交流が深まっているそうです。

 

 

WetlandHokkaidoのブログ

 

 

複数のモンゴルと滝川市との「つながり」をもとに、「いつか日本とモンゴルに恩返しがしたかった」という白鵬関が観光大使を受けてくれたそうです。


 

白鵬関が観光大使になったことを機に、滝川市からは、寒冷地のため稲作を行っていなかったモンゴルに、寒冷地稲作の技術指導者を派遣したり、モンゴルから農業研修員を受け入れたりしているそうです。

 

滝川市では、横綱自らが田植えをしている「白鵬米」(品種:ななつぼし)の栽培も行い、昨年のこのイベントでも白鵬米を販売していました。

 

 

横綱と仕事をした人によると、白鵬関は観光大使として「なんでもやりますよ」といってくれるなど、とても心の広い方だそうです。

また、お付きの方々にはそれを強要しないなど、立ち居振る舞いを見るにつけて、その場にいた人は、「白鵬関は人格者だなぁ」と思ったそうです。


 

今回の優勝インタビューでも、言葉のひとつひとつに謙虚さがあふれていました。

インタビューの最後に故・大鵬さんへの黙祷を捧げたことも、思わず、強いだけではなく、人に敬意を払うことができるすばらしい人だなぁと思ってしまいました。

それと同時に、一層、モンゴルへの親近感も沸きました。

 

 

最近は、とかく強いものが正しい、という価値観が席巻しそうに感じることも多くあります。

しかし、白鵬関の優勝は「正しいものが強い!」という象徴のようにも見えて、

とても嬉しくなりました。


 

滝川市観光大使の任期は3年間なので、もう少しで大使ではなくなりますが、横綱にはこれからも日本・北海道とモンゴルとの架け橋として活躍して頂きたいです。


 

同時に私も白鵬関を応援していきたいと思います。


 

本当は…写真を載せてよいものか迷いましたが、今回は

「優勝、おめでとうございます!」

という気持ちと尊敬の気持ちを込めて、掲載させていただきました。


 

WetlandHokkaido