初・福山!といっても、初めて福山雅治さんのライブに行ったワケではありません。
所要のため、しばしの間、広島県福山市に行っておりました。
JR福山駅北口前にそびえる福山城!
どさんこにとっては、このような日本的お城が街中にあるなんて、とても考えにくい環境です。
めずらしくて、思わず簡単の声をあげてしまう景色。
ビルに並んですっくとそびえる天守閣ですが、明治維新時の解体は避けられたものの、昭和20年の空襲で、消失。
その後復元されたそうです。
実は、所要で福山から倉敷まで電車で通う日々で、城内は見ておりません。
このため、可能な限りの目の前にある風景の「激写」です(笑)。
福山駅前の某所より鉄道を撮影。
日に数え切れないほどの「新幹線」がこの鉄道を行き来しています。
残念ながら、カメラを構えて待っていると、やってこないんですよね~。
初心者鉄子は、待ちきれずに新幹線撮影を断念。
ちなみに、たまに通るという「ドクターイエロー」も心密かに待ち望んでいましたが、見ることは叶いませんでした。
下を見ると、恐らく本州の方には見慣れた風景と思われる町並みが広がっています。
しかし、道産子にとっては、このぴったりくっついた家の並びは、とても珍しいのです!
さらに、瓦屋根がなんとも日本情緒が溢れている気がして、とても感慨深いです。
家がくっつくように所狭しと建てられている様子は、おもちゃの家のよう!
中学校の修学旅行で本州に上陸し、車窓から瓦屋根の家や柿がなっているの見たとき、
思わず、「日本に来た~」と思ったものです。
北海道では、冬季の雪の影響があるため、トタン屋根などが多く、瓦屋根の家はありません。
また、最近、ときどき園芸屋さんで背が低い柿木を売っていたり、近所でも柿がなっている木を目撃しましたが、基本的に甘柿は栽培されていないそうです。
そのような訳で、瓦屋根には格別の印象深さがあるのです。
学生の頃、ホテルレストランでバイトをしていた際、本州からの観光客が
「飛行機で千歳空港に降りるとき、雪の中に赤や青のトタン屋根が見えて、おとぎ話の世界みたい」
と話しているのをよく聞きましたが、われわれ道産子にとっては、その反対の感想なのですね。
そして、瓦屋根のなかに、時計台(!)のような建物を発見。
とても親近感を抱きました。
ふるさとから遠く離れた人は、こんなふうに見慣れた風景に似た景色を新天地でみつけ、ふるさとを思ったりするのかもしれません。
福山・倉敷間を往復するだけの毎日でしたが、北海道から1200kmも離れた広島県まで来ると、
電車で往復する日々でも、いろいろな発見があるものですね~。
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