以前から、割と好きだったチーズ。
釧路に住んでから、釧路近辺や十勝のチーズ工房をめぐるうちに、すっかりチーズ中毒になりました。
あまり味にうるさくはないタチなので(味がわからない?)、たいていのチーズは、工房にかかわらずおいしくいただいています。
久しぶりに小規模工房(ナショナルブランドではない)チーズを入手。
今までは、十勝の共働学舎さんやNEEDSさん、白糠町の酪恵舎さんなど、道東の工房のチーズを食べる機会が多くありました。
今回のチーズは、北海道の北、旭川市と北海道最北端の稚内市のほぼ中間地点にある町、「中川郡美深町(びふかちょう)」にある工房「きた牛舎・しまミルク加工所」さんのチーズです。
こちらの工房のチーズを食べるのは、初めて。
ラクレットは、スイスやフランスの一地方のチーズを直火で温めて、溶け出したところをじゃがいもなどにからめて食べるときのチーズだそうです。
そういえば、テレビで放映していたアニメ、「アルプスの少女ハイジ」でよく見かけるシーンに暖炉の火でチーズを温めて食べるところがありましたが、あれはきっとラクレットだったんですね。
子ども心に「おいしそう!」と思っていたものです。
久しぶりのチーズだったので、温める間も惜しく、カットした数切れをそのまま食べてしまいました。
カビ系の熟成タイプチーズなので、冷蔵庫に入れている間も熟成が進み、少しずつ味が変わっていくかもしれません。
これはイタリアのチーズ「カチョカヴァロ」。
ナチュラルチーズなので、カビ系よりも食べやすいかもしれません。
「切ってフライパンで表面をカリっと焼いて」表面がカリカリ、中がモチっとした食感を楽しむのが正統派(?)の食べ方なのだそうです。
しかし、中途半端な情報の入れ方で、薄く切りすぎたため、焼いているうちに溶けてしまい、カリカリの食感を楽しみましたが、「モチモチ感」は体験できませんでした。
どうやら、カチョカバロを楽しむ際は、ケチケチせず、「思い切りより厚くカットする」ことが重要なポイントのようです。
カチョカバロは食べ切ってしまいましたが、ラクレットはまだ冷蔵庫にあるので、今度はじゃがいもにかけて食べてみます。
【きた牛舎・しまミルク加工所】
(株式会社北ぎゅう舎)
〒098-2204
北海道中川郡美深町川西50
TEL: 01656-2-2307

