1月の閑話休題です。
2023年1月のテーマ
「観てほしい!海外アニメ」
でおすすめしてまいりました。
海外アニメって、ディズニー・ピクサーの作品が注目されがちだけど、いろんな国で面白い作品を作っているので、もっと認知されればいいなあと思います。
ディズニー・ピクサーの作品も面白いですけどね。
3作品ぽっきりでは全然足りないので、またの機会にご紹介できればと思います。
さて、タイトルの「あらすじを知っている作品を読むか読まないかの違いを考えてみた!」について書きたいと思います。
"読んでないけどあらすじは知ってる"って作品は誰にでもあると思います。
受験勉強のために古典文学のタイトルと作者、更にはどんな話か簡単にまとめてあるものを読んで知ったり、最新の話題作のレビューを読んで知ったり、このブログだって、どんな作品なのかあらすじを載せています。
どんな作品なのかある程度知って興味を持った→読んでみる。
という流れはありますし、そういう意味では、よくわからない本を手に取って読もうと思う人は稀です。
でもその一方で、ストーリーを最後まで大体知っている本を読むかというと、読まないという人がぐっと増えると思います。
要するに、あらすじは知っていても、大事なところは自分で読んで判断したいし、結末は自分の目で見たい、という人が圧倒的に多いと思います。
一方で、あらすじを知って読まないという判断もなされるわけで、
・自分とは合わない
・今読みたい話じゃない
・大体わかったらそれでもういい
など、興味を持てないと読まないですよね。
ただ、私の場合、「あらすじを知っていて(ネタバレはしていない)興味があるけれど、読もうと思えない本」というのがあります。その理由って何なのかな?と考えてみたというのが今回のお話です。
その本の一つが「カラマーゾフの兄弟」。
本好きの知人たちに面白いと勧められたことが過去に何度もありながら、手が出ない。
だいぶ前に日本でドラマ化もされていて、その時にはネタバレをしたくないのでわざと観ませんでした。
つまり、結末を知るなら本で読んで知りたいという気持ちはあるわけです。
実は家に光文社古典新訳文庫でそろっていて、読もうと思えばいつでも読める状態なんですが、読もうと思えないのです。
その理由として、作者の文章と相性が悪いというのがあります。
手にとって少し読んでみたことがあるのですが、読んでいてちょっと苦痛になってしまいました。
内容はちょっと重いと言えば重いですけど、苦手というジャンルではないです。
翻訳版は翻訳者との相性もあるのですが、光文社古典新訳文庫の場合、いままで翻訳で相性を感じたことがないくらい滑らかに読めているので、作者本人との相性なのかなと思います。
これが、好きな作者の作品だったりすると、結末を知っていても同じ本を何度も読んでしまうので、我ながらげんきんなものだと思います。
ただ、この相性というやつも、いろんな本を読んでいるうちに以前は苦手だと思っていた文体の作品が楽に読めるようになっていたりもするので、年月が解決してくれるかもしれません。
あくまで私の場合、の話を書いてしまいましたが、皆さんにはそういう本ないですか?
私とはまた違った理由で、「読みたい気もするけど、読もうという気にならないんだよね~」という本が誰しもあるんじゃないかと思っています。
一度自分を見つめてみるのも悪くないんじゃないでしょうか。
それでは、来月のテーマといきましょう。
2023年2月のテーマ
「冬×ミステリー」
でおすすめしたいと思います。
先週寒波がやってきて、私の住む町にも雪が降りました。
はじめは雪に関係するミステリーっていっぱいあるよなーというところからそういう作品を思い浮かべていたんですが、ミステリーで雪となると足跡か人里との孤立って感じになりがちなので、もう少しバラエティーが欲しいと思った結果、このテーマになりました。
いつもながらその時の気分でテーマを決めております。
こんなブログにお付き合いいただける方、次回もよろしければのぞいていただけると幸いです。(*^▽^*)