六月の閑話休題です。

 

2021年6月のテーマ

「子供と一緒に読みたい児童書」(第四弾)

でおすすめしてまいりました。

 

このテーマの本を選ぶときに、もう少しボリュームのある児童書も入れたいなーと毎回思うんですが、すぐ読めるボリュームの作品でいいなあと感じるものがたくさんあるのでついついそちらを優先してしまいます。

絵本をよく入れてしまうのですが、やっぱりタイトルと絵のインパクトがあるものが多く、図書館でちょっと目にした機会に手に取ってみたら面白かった!という経験が印象に残っているためだと思われます。

高学年向けのボリュームある児童書の方は、他のテーマのときに入れることも多いので、まあ良しとしたいと思います。

 

今回は、自分の過去の記事を読み返してみた結果感じたことを書きたいと思います。

謝罪&言い訳の内容になると思われますので、苦手な方は回れ右でお願いします。

 

 

 

気づけば書いた記事の数は150を超えていて、たまに公式ジャンルランキングに入りましたなんてこともあります。

アクセスしてくださっている方も増えてありがたい限りです。

先日、公式ジャンルランキング(多分SFのジャンルだったと思う)に以下の記事が入っていまして、読んでみたら我ながら「ん?」と感じるところがありました。

 

 

この記事の中で、私は本を読む人が増えてほしいということを書いているのですが、

「例えばネット上の記事などと比べて本の何が優れているのか」

ということについて書いている箇所が、まんま齋藤孝さんの本で読んだことの受け売りではないか!ということに気づきました。

多分文章は多少違うところもあるだろうし、もう何の本に書いてあったことなのかまでは思い出せないのですが、確かに斎藤孝さんの本で読んですごく共感した内容です。

それをさも自分の意見であるかのように書いているのが申し訳なくて恥ずかしくて、そのままにしておくことはできませんでした。

おそらくご本人が目にされることは未来永劫ないと思われますが、それでも記事内容を修正してお詫びしたいと思います。

齋藤孝さん、すみませんでした。

 

ここから先は言い訳がましくなってしまうのでもしかしたら書かない方がいいことかもしれませんが、本を読んで影響を受けると、その考えがだんだん自分にも浸透してきてやがて自分のものになってしまうことがあると思います。

「読書で経験値が上がる」というのは、文章を読むスピードが上がるとか、語彙力が増えるとかだけではなくて、作者の意見や考えなどからも得られるものがあるということだと私は思っています。

そういう意味では、齋藤孝さんの言葉が私に刺さって、私の考えにも影響を与えたんだと思っています。

ただ、それを齋藤孝さんが書いていたままの言葉で表現するのは違う。

自分の考えなら自分の言葉で表現しなくてはいけない。

元々の言葉を引用するなら、出典を書かなくてはいけないと思います。

 

私の記事は、基本的におすすめしたい本のことを書いていますが、全体でみると「私の考えたこと・感じたこと」を書いている割合が非常に多いです。

本のプロ(出版業界の方だとか、作家さん、評論家の方だとかを想定しています)でも何でもない私が本のことを書くのは、作品を読んでいろいろ考えたこと、感じたことを語りたいからです。

本来ならば自分の頭の中だけで収めていることを言葉にすると具体的になってまとまる、というメリットもあります。

だからこそ、自分が思った、感じた、と書く以上は、受け売りの言葉をそのまま使うのはとんでもないルール違反だと感じます。

すでに何人もの方が読んでくださった記事で取り返しのつかないことだとは思いますが、謝罪させてください。

今後気を付けます。申し訳ありませんでした。

 

自分が書いた記事って書いた直後は何度か読み返しますが、古いものってあんまり読み返さないし忘れていたりもします。

他にもないかなんだか不安になってきました。

 

さて、反省ばかりぐちぐち言っていても仕方ないので、7月のテーマに行きたいと思います。

2021年7月のテーマ

「大人気SF小説」

と題しまして、『三体』三部作について書きたいと思います。

正統派SFはどちらかというと苦手な私ですが、実は6月中『三体』と格闘しておりました。

面白いんだけど、ハラハラしすぎて先を読みたくない…でも知りたい…な感じで心が揺れながら読み続け、現在第三部に到達しています。長いんだ、これがまた。

でも、各部ごとに面白さが違うというか、見どころが違うというか、語りたいことがいっぱい出てしまったので、まるまるひと月『三体』でいきたいと思います。

でも、ネタバレは避けます。(大丈夫かな…。)

ご興味あったら覗いて行ってください。(*^▽^*)