2020年5月のテーマ
おうちにいよう
第一回は、
<笑って元気に!セレクション>
と題しまして、以下の条件で作品をチョイスしてみました。
・コメディタッチで笑える作品
・小学生くらいの子供から大人まで楽しめそうなもの
そんなわけで、独断と偏見に基づいて私がお勧めしたい作品その一は、
①映画「ステキな金縛り」 2011年
です。
ご存じ、三谷幸喜監督作品です。2時間22分と長いんですが、我が家では普段あまり大人向けの映画に興味を示さない小学生の子供たちが食いついて最後まで見ていました。
同じ三谷幸喜作品でも、最近の作品である「記憶にございません」には興味を示さなかったので、コメディなら何でも子供に受けるというわけではないと思います。「記憶にございません」は政治の世界のお話なので、まだちょっと子供の興味が追い付いていなかったというのもあると思いますが…。
ストーリーは、殺人事件の裁判で、アリバイ崩しのための証人に幽霊を呼んで法廷で証言させるのですが、なんせ幽霊ですから、普通の人には見えないし声も聞こえない。一部見える人もいて、その人たちでどうやって裁判に証言をさせるか色々と工夫します。
「わが子が食いついたから」というわけではないのですが、「ステキな金縛り」は子供が好きそうな要素がいろいろ入っていると私は思います。
まず、幽霊が見えちゃう!ってところ。
そしてその幽霊がとっても親近感のわくキャラクターだということ。
主人公の上司(阿部寛さん)が、いつも職場でおいしいものを食べているところ。
幽霊が写真に写るためにはポイントを使わなくてはいけないというルール。
子供はお化けやおいしい物大好きですからね。(大人だけど私も大好きです。)
笑って、最後にはほっこり?できるこの映画は、家族で見るのにおすすめです。
さて、おすすめ作品その二は、
➁映画「ピクセル」 2015年
です。
アメリカのコメディSF映画で、日本生まれのゲームのキャラクターがたくさん登場します。
大人は懐かしく、子供は昔のゲームに興味を持ってみられる作品ではないかと思います。
ストーリーは、1980年代、ゲームセンターブームのころ、その当時のポップカルチャーを保存したディスクを宇宙に飛ばすという計画の一環でゲーム大会の様子が記録されるところから始まります。
時は流れて現在へ。ある日、宇宙船が地球に襲来し、攻撃を開始。攻撃されたものはすべてピクセル(デジタル画像の最小単位のこと)に変えられてしまいます。平たく言うと、細かいブロックに分解されてしまいます。
かつてのゲームオタクがパックマンやドンキーコングなど80年代のゲームで宇宙人と勝負!
というのがこの映画です。
バカバカしいといえばバカバカしい。
つまらないという批評もネットで見ることもありますが、このバカバカしい設定の世界に入り込んでしまえるかどうかが面白いか面白くないかの分かれ目だと思います。
この映画の好きなところは、主人公のユーモアあふれるキャラクターです。
40代でちょっぴりさえない人生を送っている風なのに、常にユーモアを忘れません。
馬鹿にされたり、嫌みを言われたりした時には黙っていないでユーモアたっぷりにやり返します。
ストレスフルになっているときには、こんな風に自分もユーモアを忘れずに生きたいわ~と思います。
映像的には、個人的に、NYのビルの間を疾走するパックマンが圧巻でした(^▽^)/
あと、見るときは吹き替え版がお勧めです。
主人公の吹き替えを柳沢慎吾さん、別のキャラを神谷明さんがされているのですが、お二方の決め台詞が吹き替えの中に入れてあって、遊び心あるな~と思います。
ちょっとお下品なギャグも入っていたりするので、子供に見せたいか見せたくないかはそれぞれのご判断にお任せします。
小学生くらいになってくると、子供も<子供向け>に作られたもの以外にも見るようになってきますよね。
「スターウォーズ」や、「ジュラシックパーク」のような大人も子供も楽しめるエンターテインメント映画ってたくさんあります。
今回は、そういう超メジャー!なものではなく、子供と観よう!という第一候補には上がらなさそうな作品を選んでみました。
はまるかはまらないか、お好みの問題ですので、「観てみたけどつまんなかった!」ということもあるかもしれませんが、そこのところはご容赦を(^ ^)
今回は映画ばかりお勧めしましたが、できるだけ本も絡めてご紹介していきたいと思います。
ご興味持っていただけたら、幸いです。(*^▽^*)