さて、八月の「閑話休題」です。

 

2019年8月のテーマ

「ぞっとした本」

でおすすめしてまいりました。

 

8月は夏休み中ということもあり、いつもに増して一人でパソコンに向かう時間がとれないのが現状です。ゆえに投稿回数も減ってしまうのですが…。

そもそも、私はホラー物や怖い描写が生々しい本は苦手です。ですので、すすんでその類の本を読もうと思うことはあまりありません。

そのくせサスペンススリラーは好きなので、時にはこの文体苦手だなーという本に出会うこともあります。

 

しかし、今回ご紹介した三作品は、いずれも自発的に読もうと思って手に取った本です。

「姑獲鳥の夏」に関していえば、学生時代に読書好きの友人がえらく分厚い本を読んでるな~と思って興味を持ったのがきっかけで、自分も読んでみようと思った作品でした。ミステリー小説であることも、読みたいと思った一因です。

 

「WORLD WAR Z」と「羆嵐」は、うちの主人からのすすめ(紹介ともいう)がきっかけで読みました。

両方とも「ぞっとした本」ではありましたが、興味深い本でした。その証拠に、二作品とも呼んで一年以上は絶っていますが、忘れ去られることなく私の中に残っている作品です。

実は主人は私以上の読書家です。しかも好みのジャンルが私とは違うので、私の読んだことない本を紹介してくれる人物でもあります。気に入らなくて手を出さないことももちろんありますが、一応私の許容範囲を考慮してチョイスしてくれているようで、7割くらいは読んでみようかという気になります。ただ、タイミングもありますし、自分が次に読もうと思っていた本が大抵準備済みなので、すぐに読むというわけでもなく、積読になってしまっている物もあります。

 

ちなみに私が勧める場合もありますが、採用率は低く、ちょっと悔しい思いをしております。

 

何が言いたかったかといいますと、「誰かから勧められる本」がたとえ自分の好みと違うと思っても、試しに読んでみることも新たな(良い)出会いになることがある、ということです。

その一方で、本は嗜好品ですから、勉強や調べ物などの必要性がある場合以外は、好きでもないものを無理して読むことはないんです。

 

「ちょっと自分の興味の幅を広げてみたい」とか、「いつも似たようなものばかりを読んでしまっていて飽きた」とか、「気分を変えてみようかな」と思ったら、そのときが好みと違う本を手に取ってみるタイミングではないでしょうか。

 

 

さて、2019年9月のテーマ

「○○ × ラブコメな本」

でおすすめしたいと思います。

○○(まるまる)の部分に入るキーワードは毎回違います。

興味を持っていただけたら、読んでいただけると幸いです。(*^▽^*)